『サラサーテの盤』後記…、のようなもの

濃密な時間を過ごした『サラサーテの盤』
本番期間も可笑しな会話が飛び交い、いっぱい楽しいエピソードが増えたし、
楽屋裏のことや、スタッフさんのことや、
大活躍してくれた、末はくじら企画ジュニアを結成するのでは！？
と、まことしやかに囁かれているちびっこ軍団のことや、
書きたいこと、想いはテンコ盛りですが、
宣伝美術のオットーさんがたくさん書いてくださっていたり、

ottotakaoka.0100.jp/
 
おぐりんも、ぼちぼちとこぼれ話をアップしていきたいとブログに書いているので

blog.livedoor.jp/ogurikazue/
 
それを楽しみにするとして、
私は後記、、、のようなものをちょこっと書いて、『密会』へと駆けていこうと思います。
 
 
本当に多くの方々のひたむきな後押しをいただいて
『サラサーテの盤』はくじら企画史上最高動員を達成することができました
多くの人に観ていただいたということは、
それだけ多く、感想が届くことにつながるわけで。
余韻さめやらぬ気持ちに拍車がかかっています☆
 
大絶賛してくれる方もあれば、
夢の連なりのようでつかみどころのない『サラサーテの盤』、
難しかったという方もあり。（それでも、クオリティはしっかり届いたと言ってくださる方が多かったです）
“サラサーテ広告で九谷さんがなぜあんな顔してたのかよく理解できた”
っていう感想が妙に面白かったです。
 
初演時から常にアンケートにも書かれる“焚火のシーン”
今回も一番よかったところは？と聞いたら、このシーンを挙げる方が多かった。
残念ながら、自分も群衆の一人として出演しているので観たことがありません。
今回はビデオ撮っているので、楽しみにしています
“焚火のシーン”は、台本を読んだだけでは絶対にわからない、
大竹野演出の傑作名シーンの代表でしょうね
 
どの感想にも深い感謝と幸福でいっぱい。
本当にありがとうございました。
 
今回の公演でひとつはっきり確信できたことがあります。
それはビデオのことです。
 
『海のホタル』『ドアの向こうの薔薇』
どちらも予想を上回るお客様の入りでした。

大竹野作品筆頭カラーの事件モノ。
観てくださったお客さんの感想には、こちらの作品の衝撃が強すぎて
『サラサーテの盤』のための集中力や気力が奪われてしまった感の文もありました。
 
ネット上に書いていただいる、観てくださった方々の言葉にも
“圧倒な衝撃”を見て取れました。
 
私は『ドアの向こうの薔薇』は観ていないのでわかりませんが、
『海のホタル』については、その気持ちが十分わかります。
 
個人的には、数多くの事件モノ作品の中でも『海のホタル』が
一番凄まじい作品だと、全作品を観ていないにもかかわらず確信しています。
なんせ公演当時、上演するべきか否か、と苦悩に苦悩を重ねた作品ですから。
“祈り”として上演された、凄まじすぎる作品なのです。
 
 
映像は３分落ち、とよく言われます。
そうです、多分今回上映作品だって落ちてはいると思うのです。
それでも、大竹野さんの作品は十分観客に届くのだ、と確信しました。
ライブで、作・演出、大竹野正典の公演は追悼公演で最終となりますが、
演出、大竹野作品に光を見出させていただいたビデオ上映会となりました。
 

 
そして事件モノで唯一のエントリーが、第二夜『密会』です。
くじら企画が完全再演が可能と判断し、選んだ作品です。
どうぞお見逃しなく
 
 
最後に楽屋でのたわいない会話を。

加奈さんと私と、加奈さんの娘さん、あーちゃんの会話。
 
加「昨日あーちゃんが、もしくじら企画の女子と付き合うとしたら誰？って聞くから、うーん、マリンちゃんかなぁーって答えた」
 
そこにあーちゃんが登場したので
 
マ「あーちゃん！、私、おかあさんの彼女になるかもぉ～！！」
 
って言ったら
 
あ「それはちょっと気まずい…。」
 
とボソッとつぶやきました。
 
素直な反応がとても可愛かったです(笑)











 
今日のおまけ画像は
おぐりんが撮ってくれた、キミちゃんの代役＠マリン
九谷さんが「ポケモンキャラみたいや」
 
うん、全くだ。



ｂｙ　　　藍田マリン