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宮城野の日々
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昨日と今日の2日間、新京極映画祭にて『宮城野<ディレクターズカット版>上映。
偶然、ぽこんとお稽古がオフに当たっていたので、足を運ぶことが出来ました
やはり日頃の行いが良い

吉田トミーは前々から約束していたのだけれど、
急遽、猪岡さんも仕事の合間?に時間が取れ
なんと久々のYellow Love Marine“宮城野”チーム大集結で鑑賞できました
(と言っても猪岡さんはギリギリに来てサッと帰ったらしく顔は見てませんけど

スタンダード版は戯曲に忠実な映画。
そしてディレクターズカット版は戯曲を膨らましているから
矢太郎もかなり前に出ているので、トミーに観てもらいたかったんです。
私は、人の“宮城野”を観ると、自分の“宮城野”がはっきりするので
トミーも観ることによって自分の矢太郎をも感じられればいいな、と思って。
同じ作品でも、スタンダード版とは印象がずいぶん違うため、
まずそのことに驚いていましたねぇ。

猪岡さんは今回が初めての映画『宮城野』。
後でもらったメールには
~僕が演出で最初に候補にいれてたアイデアもあり、
興味ぶかく、みました。面白かったです~
とありました。
候補にいれてたアイデアってなんだろう
また今度聞いてみよっと。

今日は終演後、山崎監督の舞台挨拶もありました。
愛之助さんはじめ、出演者の方々の裏話がたくさん聞けました。
人が集まるところには、さまざまなエピソードが生まれますね
楽しかったです

舞台挨拶では、出演者の魅力だけじゃなく、
山崎監督の魅力も伝わったのではないでしょうか。
なんせ一番初めの質問に、
「監督は大変お若いですがおいくつですか
と、まず聞かれるくらい、つかみはOKのイケメン監督だし
私は、前々から小栗旬さんに似ているなーと思ってます

質問者さん方の言葉を聞く限りでは
スタンダード版も観ている方が多かったです。
感じることは同じで“全く別物の作品”との印象を持つよう。
スタンダード版はDVD化されていますが、
そのうちディレクターズカット版もDVD化されて、
好きな方を購入できるようになればいいなぁと思います。

『宮城野』はもともと戯曲がとても自由度高いので
たくさんの『宮城野』が必然的に生まれ、
いろんな『宮城野』を楽しめることが、一つの醍醐味。
作り手にまわっても、受け手にまわっても、存分な想像力発揮に導いてくれる、
とても素敵な戯曲だと改めて思いました



by   藍田マリン
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古くからの知り合い、麻由子ちゃんから案内を頂いて
演劇農耕者プロデュースの朗読・二人芝居二本立て公演に伺いました

朗読は『なな草なな話』という、三宅由利子さんの書下ろし作品。
そして二人芝居は、もちろん『宮城野』です。

私は、必ず死ぬまでにもう一回『宮城野』をしようと思っていて、
今度する時はこうしたいと思っているところもたくさんあるので
かぶってる所があったらいやだなぁ、
なんてへんな心配をしながら会場に向かいました。

会場の和空間ギャラリー『玉屋月心庵』さんがとても素敵
お店の中、もっとゆっくり見たかったなぁ~。

草刈さんの『宮城野』の時は広くて戸惑いましたが、
今回はカフェ公演ということで、
小さい劇場に慣れている私も、
こんなかぶりつきでいいの~と、うろたえるくらい間近で観ました

今回は、とても明るくたくましく、包容力のある宮城野さんでした。
矢太さんは今まで観た中で、一番未成熟な若者に映りました。

また新しいバランスのコンビが観れて楽しかったです

帰りに麻由子ちゃんが宮城野役の櫛谷佳代さんを紹介してくれて、
けっこうたくさん話しました。
初対面でも、やはり同じ役をした方には親近感がとても湧いて、
仲間を応援しにきたような気持ちに。
櫛谷さんも、私が『宮城野』を演じたことを知っていて、
伺ったことを喜んでくれ、嬉しかったです
ありがとうございました

今回は制作だった麻由子ちゃんの『宮城野』も、いつか観れるとよいな

公演は明日まで。
お時間ある方は、是非。

詳しくは演劇農耕者のHPで。
        
home.att.ne.jp/theta/d-farmers/





さて、
ここは『宮城野お稽古ログ』ですから
『宮城野』の検索で訪問される方も多いので
最近発表された、映画『宮城野』新情報も載せておきたいと思います

今回上演されるは113分の【ディレクターズカット版】
【スタンダード版】をご覧になっている方も是非
スタンダード版は上映時間が77分。
36分違うと作品も別作品になってるなぁ、とは両方拝見させて頂いている私の感想。
特に片岡愛之助さんのファンは必見の【ディレクターズカット版】かと。
山崎監督も舞台あいさつでお越しのようだし、私もなんとか都合をつけたいなと思っています☆
 
詳細情報は山崎達璽監督のサイトから拝借~

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


『宮城野<ディレクターズカット版>』京都・新京極シネラリーベIIにて上映

第9回・新京極映画祭 「夢・Dreams」特集上映ウイーク

『宮城野<ディレクターズカット版>』関西御目見得上映

『宮城野<ディレクターズカット版>』が新京極映画祭からご招待をいただき、京都・新京極シネラリーベIIで上映されることになりました。昨年末にフィレンツェでワールド・プレミア上映され、名古屋で好評を博した<ディレクターズカット版>、いよいよ関西御目見得となります! 是非ご来場下さい!!

○日時
10/15(金)・16(土) 13:00~の1回上映
※両日とも上映終了後に監督舞台挨拶予定

○会場
新京極シネラリーベII <座席数:95>
「阪急・河原町」9番出口徒歩10分
「京阪・三条」6番出口徒歩15分
「地下鉄・京都市役所前」5番出口徒歩10分
〒604-8047 京都市中京区新京極通六角下ル 72ビル地下1F 地図はこちら
TEL: 075-221-2744
http://www.cinell.net/

○料金
前売800円/当日一般1,200円/当日シニア学生1,000円
※全席自由席・入替制
※前売券はチケットぴあ(9/4~10/14)・新京極シネラリーベ・京都シネマほか(9/1~10/14)にて
※山崎達璽事務所での前売券の取り扱いはありません

○問い合わせ
新京極商店街振興組合
〒604-8046
京都市中京区新京極通蛸薬師下る東側町507 れんげビル3F
TEL: 075-223-2426(月~金 10:00~17:00)
FAX: 075-211-1300
E-mail: office@shinkyogoku.or.jp
映画祭公式サイト http://www.shinkyogoku.or.jp/event/mfesta10.html



by   藍田マリン




 



戯曲『宮城野』

登場人物は二人きり。
場面転換も全くなしのこの会話劇がどうやって【映画】として生まれ変わるの?
しかも宮城野を演じるのは矢代静一さんの次女、毬谷友子さん。
娘さんということ除いても、実力派演じる宮城野ですから。
どんだけーと叫びたくなるくらい
たくさんの方向から心惹かれていた映画『宮城野』を
やっと、やっと観ることが叶いました。

そういう好奇心以外にも、ちょっと、映画『宮城野』には思い入れがあって。

2007年、私のプロディース公演が決まり、
準備中にこの『宮城野』の映画化が公表されました。

どんな公演にも色々困難はつきものなんでしょうけど、
私、本当に落ち込んだ時期があって。
その時に世に出てきたのが映画『宮城野』です。

私にとっては有り得ない企画とタイミングで。

おめでたい私は勝手に、見えない力が
“へこたれるな”
と自分を後押ししてくれているような錯覚に(笑)

だから、この映画『宮城野』には、
これまた勝手に(その節は大変お世話になりました、な)感謝の念を持っていて、
しかも勝手に身近に感じていたりしてf^^;

 

その、映画『宮城野』

映画というカテゴリーで一観客として観たり、
毬谷友子さん演じる宮城野に感情移入して観たり、
自分の宮城野が受け取ってしまう場面があったり、
忙しくも、一番この映画を楽しんだ観客なのでは!と思うくらい楽しみました

以下、ネタばれありで書きます。

おかよさんが、私の『宮城野』の中にあった人物そのままで。
戯曲を“読む”だけなら、ともすれば相当な根性悪にも受け取れるけど、
若く清いが故のエゴイズム、
宮城野とはまた違うけなげさが観ている側に受け取れる人物像になっていて。
佐津川愛美さん、本当にピッタリでした!
あまりに可愛らしくて、毬谷さんが宮城野なのに、私も凹んだ^^;

写楽とおぼしき人物、これは全く想像と違いました!
戯曲の中で、私(宮城野)はおかよさんには実際会っているので
人物がはっきりあったのですが、
師匠は矢太郎の話の中だけで知る人。
私の中の写楽は、
品位も地に落とした、もっとゲスさがにじみ出たジジィだと思っていましたが、
國村さんの写楽はちゃんと師匠然としていて、
ぅわあ、こんな人だったんや~とびっくりしました

映画『宮城野』は風変わりなつくりで、舞台っぽさもあったのですが
樹木希林さんがいる場面はグッと映画らしさが上昇。存在感がさすがです。

やり手さんやお客人が登場人物としてあったことで、
宮城野の日常にリアルに触れられたのがよかった。

矢太郎の愛之助さんは冒頭辺りの、
自室で役者絵に向かって見得を切るシーン(21日上映ではなかったけれど)で、
わぁ!愛之助さん版矢太郎かっこいい!!と一気に心をグッと掴まれましたね

宮城野の毬谷さんは、言うに及ばず渾身の演技
私は特に矢太郎にひどい言葉を浴びせられた時の、忍耐した表情が一番印象に残りました。

21日は、一緒に行った吉田トミーや、友人にもよい映画だと言われて、
まるで自分が提供した作品のような感激でした。うれしかった。

 

 

【戯曲は文学であるべきだ。文学としての戯曲には行間の神秘があって、全容がつかみきれない宇宙が広がっている】

これは、いつぞ目にした矢代静一さんの言葉です。(トークショーで毬谷さんも少し触れていました)

 

「女優が違うだけでこんなにも別作品になるものなのか!
いや、女優に限らず、これは100人作れば100通りの作品になるだろう。
この台本、気に入りました」

この言葉は、以前、他の『宮城野』を観たことがある演劇関係の方が、
私の『宮城野』を観劇くださった時のものです。

 

戯曲『宮城野』はまさしく行間に神秘があって、全容がつかみきれません。
そのつかみきれない行間の宇宙に魅せられて、
みなが果敢に挑み、思い思いの橋を架ける。

付け焼刃では演じられない(これもさる関西小演劇界の重鎮の言葉)『宮城野』だからの役者を観る楽しみ、物語の展開のおもしろさ。この戯曲に詰まったたくさんの魅力の中のひとつに、
私は“数ある『宮城野』を観て、手に入れられるおもしろさ”があると思うのです。
たとえば真央ちゃんとヨナちゃんが同じ曲で、それぞれの振り付けでの対戦を観戦するようなもん!?


今回の宮城野像や矢太郎像も、今まで過去に観たそれらも、
自分の解釈とはまた少し違うけれども、だからこそのおもしろさを毎回享受しました。

より多くの方に、そういう『宮城野』のおもしろさも届くとよいなと願っています。

 

なんで、こんなことを書いているのかというと。
 

私は、日頃の行い良くまた『宮城野』の神様に好かれているので
ミラクルが下りてきて、イタリアのフィレツェで上映されたバージョンも拝見が叶ったから。

21日に兵庫県立芸術文化センターで上映されたバージョンと
2つの『宮城野』を拝見させていただいて、別作品だと感じたのです。

21日版は、トークセッションでの毬谷友子さんの言葉に、なるほどな、と深くうなづく、
戯曲『宮城野』に寄り添った作品。
こちらが宮城野の生き方が一筋の道となって浮かび上がってくる物語なら、
フィレンツェ版は宮城野と矢太郎、2通りの生き方に山崎監督の演出が加わって、
三つ巴で迫ってくる感じ。
戯曲をぐんと膨らました感がありました。

トークセッションでは演出家の西沢栄治さんが
“いい意味でヘンテコな映画”と表現されていましたが、
フィレンツェ版はもっとヘンテコだったので、
私は、21日版はずいぶん映画らしいな、と思いました(笑)

 

 

どちらも、よかった。

どちらを観た方も、いい映画に巡り合った方々だなぁと思う。

ただ、私には両方の世界を拝見できる幸運があった。

これから、どういう形で映画『宮城野』の上映が組まれるのかわからないけれど、
この幸運が多くの人にも与えられますように、と結ぶことにしよう。


by   藍田マリン

 

***********************************

 
【追記】
 
映画『宮城野』のオフィシャルサイトや山崎監督のホームページを覗いてみると
今後、上演予定がどんどん入っているようですね
 
5月に新宿、7月に横浜で上映会予定。こちらは21日に上映されたバージョンでしょうか
6月に名古屋のミニシアター、「名古屋シネマテーク」にてフィレンテェ上映バージョン。
 
盛況、お祈りしています


 

昨日の天気予報ではどうなることかと思ったけど

心待ちにしていた計画、無事実現


今日は兵庫県立芸術文化センターで行われた
“映画『宮城野』上映&矢代静一作品を語るトークセッション”に行ってきました。

念願の映画『宮城野』
奇遇にも2年前の公演日と同じ3月21日をいう日程で観ることができるなんて


この上映を知ったとき、
「もうこれしかない!」って決めてたんです。

絶対『宮城野』で着た衣装の着物で観に行こうって。


Image2310001.jpg
これは

羽織で

着物が

ちょっと

わかりにくいけど。



Image2300001.jpg懐かしの宮城野衣装

この日のために

みどりさんに

作ってもらった

カバンとともに。




自分にとっては一大イベントだったので
雨降り逃れて着物着て行くことができて
本当に良かったー

『宮城野』公演日から1周年、去年の記念日には
情熱大陸で、堺雅人さんが演じた矢太郎をちょこっと観れたし
なんだか偶然に素敵なことが起こるんです。

来年もまた何か神様のサプライズがあるかなっ





さて、肝心の映画『宮城野』の感想。


…は、次回に持ち越し。


一日中、着物を着ているとどっぷり疲れてヘロヘロ
感想はやっぱり、しゃんとして書かないと

念願の、映画『宮城野』だもん。



by   藍田マリン

 



 
 シアターBRAVA!で念願の『宮城野』を。
他のチームの『宮城野』を観るのはこれで3組目です。

 
 
【本の中に答えはない。得られるのは疑問であり、
                   答えは実人生で探さなくてはならない】

 
 
先日、治療に通っている整形外科の待合室で(首がイテテなんです)、
たまたま手にした雑誌で目にしました。
それは読書をテーマに書いているページだったんですが、
お芝居の台本も全くその通りだなと感じ入り、思わずメモってしまいました。
 
『宮城野』は戯曲の中でも特に自由度高い作品だと勝手に思っています。
台詞も展開も熟知している私は、
自分やマリンプロデュースが悩んだり躓いたりした部分が、
今回の舞台ではどのように解釈され、表現されているか本当に楽しみで楽しみで!
 
 
何を作品の中心に持ってきてるんかなー
 
“あの出来事”を宮城野という女性の生き方の何としてるんかなー
 
矢太郎の去り際の行動原理と真意をどうしたんかなー
 
 
そりゃまぁ、こうこうこういう解釈だからこういう言い回し、とかこういう動き、とか、
そんなこと逐一説明されるわけではないし、
芝居って、大部分大切なことは内包されているし、
感受性のまずさで汲み取りそこなったり受け取り切れなかったところもありますが、
私なりに草刈民代さんの、安田顕さんの実人生で探しあてた宮城野と矢太郎、今回の『宮城野』が提示したものに触れられて、すごく満たされました。
 
一緒に行った、マリン版『宮城野』の矢太郎、吉田トミーは今回が初の『宮城野』観劇。
 
「自分達の『宮城野』とはまるで対極」って。
 
「自分が台本もらって読んだ時に持ったイメージに近かった」とも言っていました。
 
ああ、そうなんや~。
よく言われたんです、私の宮城野像は台本とは違う印象って。
 
上演後の劇評家さんの批評には
「今回のようなアプローチは初めてだ。とても個性的で興味深い」
と好意的に書いてくださった方もいたし
「シャンソンを聞きに行ったらロックだった、みたいな…」
と違和感アリアリだった方も
 
いろんな言葉をいただけるのが最高にうれしく、楽しかったです。

 
 
今回の『宮城野』も多種多様な感想や劇評が集まることでしょう。
受けて側の好みや年齢や経験値や、
その日の体調や、また観る席でも感じ方が違ってきますから。
『宮城野』は展開がややこしいのでチンプンカンプンだった方も多いかも
 
観る席といえば、私はよい席だったとは思うんですけれども、
当たり前に小劇場での観劇が主な身としては、いつもに比べると舞台が遠くて
私より後方にもたくさんお客さんがいたので、
普段は基本的に観劇下手で、舞台から自分の席の距離が、
その芝居と自分との距離になってしまいがちな私は、
ちゃんと楽しんでもらえたかなぁ、
と余計なこととは思いつつ心配になりました
 
個人的には『宮城野』という作品は、広い会場ではとても不利だなぁと感じますが、
そんな条件吹き飛ばして
今日もあの美しい舞台が多くの方を魅了しますように
 
あ、大阪千秋楽はもう終わってますね。
 
 
 
残りの公演もずっと『宮城野』応援しています。



by 藍田マリン
ひっそり宮城野お稽古ログに
なんか今日はアクセスが多いと思ったら!

草刈民代さんが『宮城野』の舞台公演される発表があったからなのね

3月22日以降数日間もアクセスが多かったから不思議に思っていたら
堺雅人さん出演の『宮城野』が情熱大陸の中でちょこっと放送されたからだった。
奇遇にも我が『宮城野』公演1周年記念の中日やんか~
知らなかったから放送は見逃してたけど、You tubeでしっかり見た

さすが有名な方たちの影響力はすごいなぁ。

次にばーんとアクセスが来るのはきっと映画公開の時ね
待ち遠しい

草刈さんの舞台は東京・赤坂の草月ホールで9月17~23日かぁ。
行きたいなー。


by 藍田マリン
『宮城野』を検索すると、今でこそ多分、映画の『宮城野』が1番多く引っかかるでしょうけれど、
Yellow Love Marineの『宮城野』始動したての去年の春頃、
一番多くの感想や情報がひっかかったのは
“二人の会”濱崎けい子さんと堺雅人さんが演じた『宮城野』でした。

堺雅人さんがテレビ等で活躍中の人気俳優ということも、多くの感想や情報が載った一因だとは思いますが、
観劇された方々の文章を読むと、すごく心を打つ『宮城野』だったのだなぁとヒシヒシ感じました。

濱崎けい子さんにとって『宮城野』は深い深い思い入れのある作品。
初演は旦那さまとの二人芝居。
その後、旦那さまがご病気で他界。
堺さんという相手役に巡り合われるまで、一人芝居の形をとって『宮城野』を上演され続けてきたそうです。

『宮城野』に関するページはたくさんたくさん読んだので、
どういったサイトで見たのか
また、内容もうる覚えですが、

テレビで、ある女優さんが演じた宮城野を観た時、宮城野という女性はそうではない

みたいなようなことを思って自分が演じた、みたいな(ばかりですみません、ちゃんと確認したかったけど何しろパソコンが…)ことを濱崎さんの言葉に見ました。
そんなに長々とした文ではなかったような気がしますが、
濱崎さんが、濱崎さんの『宮城野』という女性を、どれだけしっかりと心に抱いているのかを感じるのには十分な文章で。

私もまぁ、すごく『宮城野』に思い入れている人の一人ですから、そういう文を読むとつい同胞のような、厚かましい気持ちになってしまうわけで



『宮城野』という作品を一番に受け継ぐのは、
そりゃあ作者、矢代静一さんの娘さんの毬谷友子さんが筆頭でしょうけれども、きっと『宮城野』を演じてきた、またこれから演じる何人もの女優さんでもあるでしょうし、でも、やっぱり『宮城野』との縁の濃い、薄いはあって。

例えばオーラの泉で江原啓之さんが言っているように「人は生まれてくる前に自分で青写真を描いてくる」のであれば、私は青写真に書いていない巡り合いで『宮城野』と縁があったのでなく、自分で確信的に結んでいた縁だと信じているんです。

なんて誇大妄想、1月11日、矢代静一さんの命日がお誕生日の私だからこそ!?のたまったりしちゃいます!

by 藍田マリン

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