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宮城野の日々
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『宮城野』を検索すると、今でこそ多分、映画の『宮城野』が1番多く引っかかるでしょうけれど、
Yellow Love Marineの『宮城野』始動したての去年の春頃、
一番多くの感想や情報がひっかかったのは
“二人の会”濱崎けい子さんと堺雅人さんが演じた『宮城野』でした。

堺雅人さんがテレビ等で活躍中の人気俳優ということも、多くの感想や情報が載った一因だとは思いますが、
観劇された方々の文章を読むと、すごく心を打つ『宮城野』だったのだなぁとヒシヒシ感じました。

濱崎けい子さんにとって『宮城野』は深い深い思い入れのある作品。
初演は旦那さまとの二人芝居。
その後、旦那さまがご病気で他界。
堺さんという相手役に巡り合われるまで、一人芝居の形をとって『宮城野』を上演され続けてきたそうです。

『宮城野』に関するページはたくさんたくさん読んだので、
どういったサイトで見たのか
また、内容もうる覚えですが、

テレビで、ある女優さんが演じた宮城野を観た時、宮城野という女性はそうではない

みたいなようなことを思って自分が演じた、みたいな(ばかりですみません、ちゃんと確認したかったけど何しろパソコンが…)ことを濱崎さんの言葉に見ました。
そんなに長々とした文ではなかったような気がしますが、
濱崎さんが、濱崎さんの『宮城野』という女性を、どれだけしっかりと心に抱いているのかを感じるのには十分な文章で。

私もまぁ、すごく『宮城野』に思い入れている人の一人ですから、そういう文を読むとつい同胞のような、厚かましい気持ちになってしまうわけで



『宮城野』という作品を一番に受け継ぐのは、
そりゃあ作者、矢代静一さんの娘さんの毬谷友子さんが筆頭でしょうけれども、きっと『宮城野』を演じてきた、またこれから演じる何人もの女優さんでもあるでしょうし、でも、やっぱり『宮城野』との縁の濃い、薄いはあって。

例えばオーラの泉で江原啓之さんが言っているように「人は生まれてくる前に自分で青写真を描いてくる」のであれば、私は青写真に書いていない巡り合いで『宮城野』と縁があったのでなく、自分で確信的に結んでいた縁だと信じているんです。

なんて誇大妄想、1月11日、矢代静一さんの命日がお誕生日の私だからこそ!?のたまったりしちゃいます!

by 藍田マリン

★マリン★
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