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他のチームの『宮城野』を観るのはこれで3組目です。
【本の中に答えはない。得られるのは疑問であり、
答えは実人生で探さなくてはならない】 先日、治療に通っている整形外科の待合室で(首がイテテなんです)、
たまたま手にした雑誌で目にしました。 それは読書をテーマに書いているページだったんですが、
お芝居の台本も全くその通りだなと感じ入り、思わずメモってしまいました。 『宮城野』は戯曲の中でも特に自由度高い作品だと勝手に思っています。
台詞も展開も熟知している私は、
自分やマリンプロデュースが悩んだり躓いたりした部分が、 今回の舞台ではどのように解釈され、表現されているか本当に楽しみで楽しみで! 何を作品の中心に持ってきてるんかなー
“あの出来事”を宮城野という女性の生き方の何としてるんかなー
矢太郎の去り際の行動原理と真意をどうしたんかなー
そりゃまぁ、こうこうこういう解釈だからこういう言い回し、とかこういう動き、とか、
そんなこと逐一説明されるわけではないし、 芝居って、大部分大切なことは内包されているし、 感受性のまずさで汲み取りそこなったり受け取り切れなかったところもありますが、 私なりに草刈民代さんの、安田顕さんの実人生で探しあてた宮城野と矢太郎、今回の『宮城野』が提示したものに触れられて、すごく満たされました。 一緒に行った、マリン版『宮城野』の矢太郎、吉田トミーは今回が初の『宮城野』観劇。
「自分達の『宮城野』とはまるで対極」って。
「自分が台本もらって読んだ時に持ったイメージに近かった」とも言っていました。
ああ、そうなんや~。
よく言われたんです、私の宮城野像は台本とは違う印象って。
上演後の劇評家さんの批評には
「今回のようなアプローチは初めてだ。とても個性的で興味深い」
と好意的に書いてくださった方もいたし 「シャンソンを聞きに行ったらロックだった、みたいな…」
と違和感アリアリだった方も
いろんな言葉をいただけるのが最高にうれしく、楽しかったです。
今回の『宮城野』も多種多様な感想や劇評が集まることでしょう。
受けて側の好みや年齢や経験値や、
その日の体調や、また観る席でも感じ方が違ってきますから。 『宮城野』は展開がややこしいのでチンプンカンプンだった方も多いかも
観る席といえば、私はよい席だったとは思うんですけれども、
当たり前に小劇場での観劇が主な身としては、いつもに比べると舞台が遠くて 私より後方にもたくさんお客さんがいたので、
普段は基本的に観劇下手で、舞台から自分の席の距離が、 その芝居と自分との距離になってしまいがちな私は、 ちゃんと楽しんでもらえたかなぁ、 と余計なこととは思いつつ心配になりました 個人的には『宮城野』という作品は、広い会場ではとても不利だなぁと感じますが、
そんな条件吹き飛ばして 今日もあの美しい舞台が多くの方を魅了しますように あ、大阪千秋楽はもう終わってますね。
残りの公演もずっと『宮城野』応援しています。 by 藍田マリン PR |
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