忍者ブログ

宮城野の日々
<<  < 1819202122232425262728 >  >>
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





誰しもが人恋しい夕間暮れ―――こういうと、人は誤解するかもしれない。
しかし私はあえて、センチメンタルでは無くこう云わせていただこう。
“誰しもが人恋しい夕間暮れ”と。
それは、これから迎える“夜”にそなえての防衛本能なのである。



『大竹野正典 劇集成<Ⅱ>』の一番目に収録されている『夜が掴む』は
こんなト書きから始まります。

ト書き。

お芝居では表に出ない、劇集成だからこそ触れられる大竹野さんの魅力がここにも息づいているなぁ。

2月から始まるくじら企画主催、
「一緒に読んでみよう」シーズン2に向けて手にした劇集成Ⅱをめくりながら、
改めての発見です。

今日の表題『埒も無いほど美しい。』は
劇集成の刊行委員長、小堀純さんが巻頭で書かれている文章の、
結びの一節にある言葉。
劇集成Ⅱには、大竹野さんの犬の事ム所時代の作品6編のほか、
エッセイや詩も収録されていて『埒も無いこと』という文があるのです。
その流れから発せられた『埒も無いほど美しい』というフレーズが、
いま頭の中をぐるぐるしてます。
OH!愛しのお芝居よ~(笑)
『埒の無いこと』は読んでも読んでも読んでも、読みたい、私の大好きなエッセイです。

台詞だけでなく、大竹野さんがぎゅうぎゅう詰まった言葉たちを
劇集成を手にしてじっくり堪能していただいたり、
「一緒に読んでみよう」に参加してみんなで触れてみたり、
ぜひ多くの方々に楽しんでいただきたいと願っていますemoji

『大竹野正典 劇集成<Ⅱ>』
収録作品:夜が摑む/Kのトランク/リボルバー/トーフの心臓/サラサーテの盤/ドアの向こうの薔薇/エッセー・詩など5編。
当時の姿を綴った「犬の肖像」を附す。
定価は本体2,800円+税
お問合わせ先:kujira@dsk.zaq.ne.jp

もちろん『大竹野正典 劇集成<Ⅰ>』も引き続き絶賛発売中ですemoji



おぐりんのブログに「一緒に読んでみよう」シーズン2の詳細が
一緒に読んでみようの雰囲気がわかる写真とともに掲載されています。
ご興味ある方方々、どうぞ覗いてみて下さい。
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52025550.html


日程の詳細は、こちらにもコピペさせてもらっておきますね。

***********************************

【日 時】
●其の4 2014年 2月25日(火) 
 「夜が掴む」
かつて、団地でピアノを弾く音がうるさいと子供二人とその母親を
包丁で刺殺した男がいた。
この事件を元に、一人小さな部屋の中で増殖した悪夢に怯える男と、
やはり一人黙ってピアノを弾く少女との一瞬の邂逅と別離。

●其の5 2014年 3月25日(火) 
 「サラサーテの盤」
内田百閒の一連の小説をもとに構成。
人から借りて返さなかったもの、
誰から借りたのかさえ忘れてしまった物たち。
自分の手のひらからパラパラとこぼれていった人たちの
思い出がつづられていく。

●其の6 2014年 4月22日(火)
 「ドアの向こうの薔薇」
どこの国なんだか分からない。全てが起き抜けの夢のような場所である。
一人の男が、見知らぬ女の部屋に忍び込む。
1960年代のアメリカ・ボストンで起きた連続婦女暴行殺人事件を下敷きした物語。

【場 所】
心斎橋 ウイングフィールド/TEL:06-6211-8427

【会 費】大人1,000円 学生500円 
【時 間】19時~21時
【定 員】20名以内。

●21時から交流会を行います 
*自由参加
*飲み物持ち込み可

【申込方法・お問合せ】
メール: kujira@dsk.zaq.ne.jp(くじら企画)  
予約方法:件名を「一緒に読んでみよう予約」とし、
メール本文に以下情報をご記入ください。
○お名前、フリガナ ○ご希望の日 ○電話番号 ○劇集成(あり/なし)
くじら企画からのメール返信をもちまして、ご予約成立となります。

***********************************



 
「そのドアの向こうには、
何を待つでもなく待つ女たちの密やかな息遣いがあるだろう。」

…『ドアの向こうの薔薇』ト書きより抜粋…



by   藍田マリン

 

PR

直前のお知らせになってしまいましたが
来る12月13日の金曜日、くじら企画がDVD上映会を開催いたしますemoji
只今、絶賛発売中の『大竹野正典 劇集成<Ⅱ>』収録作品であり、
くじら企画の前身、犬の事ム所時代中期の傑作コメディ『リボルバーemoji

フライヤー、クリックで大きく見れます、どうぞemoji

キャストの欄には関西小劇場界の重鎮たちが勢ぞろいemojiemojiemojiemojiemoji
確認しましたか~

では、もっかいフライヤーよぉくよぉく見てください、どうぞemoji

いいですか~、よぉくよぉく見ないとうっかりスルーしてしまいますよ~
あなたが関西小劇場関係者なら
きっとご存知であろうemoji写真に写る、まぎれもなくうら若き重鎮の姿emoji
私はだぁれ、だれでしょね~♪
わかった方も、答えに自信がない方もemoji
事件emojiは現場で確認できますemoji
奮ってご予約くださいねemoji

***********************************

『リボルバーemoji』上映会
―― 撃人即死的回転式短銃 ――


粗大ゴミ置き場に捨ててあった箪笥には、リボルバーが隠されてあった。
穏やかであるはずの団地の昼下がり、
カタルシスを求める少年、ヤクザ、OL、主婦らが動き出す。
三人のサラリーマンの手に渡った拳銃は果たして火を噴くのか?
     (1992年2月、プラネットステーションで上演)


◆ INFOMATION ◆

場所  Style Studio 金毘羅
     (かふぇ&びぁ あるかアるかのB1F)
     住所:大阪市中央区難波千日前4-37
     TEL:06-7659-6360
日時  20013年12月13日(金)
     17:00~/20:00~
料金  1,000円(前売・当日共)
     割引特典:会場で劇集成をお買い上げいただくと500円引になります
     各回とも上映後ワンドリンク付き交流会あり(自由参加)
予約  メール
     kujira@dsk.zaq.ne.jp 
     件名を「リボルバー上映会予約」とし、
     メール本文に以下情報をご記入ください。
     ○お名前、フリガナ ○ご希望の時間 ○電話番号
     くじら企画からのメール返信をもちまして、ご予約成立となります。

***********************************



by   藍田マリン



グランフロントでの『ちひさきもののうた』
朗読公演・朗読ワークショップ共、無事終了いたしました。
当初は心配しておりましたが、
たくさんの方にご来場いただき、幸せいっぱいの舞台となりましたemoji
ありがとうございますemojiemoji
応援いただいた方々、関係者の方々の御尽力、支えあってのこの公演。
心から感謝いたしますemojiemoji

うれしい感想もたくさんいただきました。
奈良をよくご存知の方からは決まって、奈良の情景を楽しめた、と。
そして『ちいさきもののうた』で
おぐりん(大正まろんさん)が描いた人と人との繋がの輝きは、
多くの方に懐かしい暖かさを伴って届いたように感じました。
共有できたものがたくさんあったように信じられて幸せですemojiemoji
 
昨日は関連企画の『ちひさきもののうた』朗読ワークショップでした。
いろんなシーンをみんなで交代しながら演じた後、
おぐりんが最後に選んだシーンは
空に飛び立ってゆく永井くんと、女将さんのシーン。
こずえさん演じるきよのさん相手に、
参加者一人一人が前に出て、永井くんを演じました。

私は正直、えらい難しいシーン選んだなemojiって思ってました。
切り取られた場面であるにもかかわらず、一気に感情が込みあがるシーン。
私自身、特攻隊として飛び立つ永井くんの言葉に
リアリティを持つのが難しいと苦心したので。

でも実際は皆さんが皆さん、
それぞれの永井くんを自分の心で演じていて。

おぐりんが、集中できる環境を提供したこともあるでしょう。
こずえさんが相手の心に響く女将さんを演じたということもあるでしょう。

それにしても、皆さん軽々とズルイわemoji
その素直さがうらやましいemoji私はひねくれてるから難しかったんやemoji
と、ひねくれました(笑)

皆さん、本当に楽しそうでした。

なんだか話があっちゃこっちゃでまとまりないですが、
芝居は本当に楽しくて
好きな事に出会えている私は幸せで、
その幸せにもみくちゃになれる公演が無事終わりました。
ありがとうございます。

これに尽きるってことですemojiemoji



by   藍田マリン

 

 

おぐりんが朗読ワークショップについて書いていましたよ。
私もお手伝いに行く予定。
ご興味ある方はこちらも是非。
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52018578.html


さて、ラストのお稽古は終わったんですけどね。
やっぱり役者たるモノ、お稽古場だけでお稽古するわけではありませぬ。

そんな役者さんも多くいると思うんですが、
私にとっては電車emojiに乗ってる最中って、絶好の脳内お稽古の時間なんです。
明日の本番を前に、
本日の帰り道も、ねばりの脳内お稽古白熱emojiさせながらの電車中。

ハッemojiとするシーン、
無意識にリアクションなんかもついちゃって、
私がハッemojiと視線を投げると横の人もつられてその方向を。
(あ、あ、ごめんなさいごめんなさい何でもないんですすみませんすみません emojiemoji

と、
心の中であやまる。

またグ~ッとお稽古に集中していって
わたし、ハッemoji横の人もハッemoji
(すみませんすみませんお稽古中なんですそちらの方向には別に何もないですすみませんemojiemojiemoji

と、
脳内お稽古と心中懺悔を繰り返しながら、帰途につきましたemoji


お隣の乗客さんには巻き添えくわせてしまいましたが、
一に稽古、二に稽古、どうぞお許し下さいましemojiemojiemoji

明日(既に今日)からいよいよ本番。
そんな役者陣のお稽古の成果emoji、是非観に来て下さい emoji

そうだemoji
このブログ読んでくださった方に、
もしかしたらうっかり見逃しがちかもしれないオモシロポイントをこっそり。emoji

じゃ〜ん
 

紙人形のりょうじくんの顔が、
へのへのもへじにもかかわらず、オットーさんにそっくりすぎる件。
皆さん、しっかり見比べて、クスクスッと笑って下さいね(emojiひどい)


私も…
似てるとこ、ありますemoji
衣装がズボンなので見えませんが、、、


ムッチすぎる太ももemoji


***********************************

『ちひさきもののうた』

原作:太田博太郎編『奈良の宿・日吉館』講談社
脚本・演出:大正まろん
作曲:穴見郁
音響:大西博樹

奈良の仏像や建築を研究する学者・学徒の常宿として知られていた「日吉館」。
宿の存在感を際立たせていたのは、
お客をもてなす機敏に通じた女将・田村きよの氏の存在だった。

本作品では、きよの氏を中心に、歌人・書家・美術史の會津八一をはじめ、
日吉館に集った人々が織りなした人間味溢れるエピソードをドラマ化。
きよの氏が引退を決意した心情にまで迫っている。

◆日時
2013年12月
6日(金)19:30-
7日(土)14:00-/19:00-

◆会場
大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
(大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館 タワーC713)

◆出演
後藤小寿枝、大江雅子、戎屋海老、藍田マリン、オットー高岡

◆Ticket
ご入場料:1500円(前売・当日共)

ご予約
http://histoire2011.net/archives/cat_1092766.html


※関連企画※
【朗読ワークショップ】

12月公演『ちひさきもののうた』

◆日時:2013年12月9日(月)19:00~

◆講師:大正まろん
◆参加料:1000円(※参加料は当日、受付にてお支払いください)
◆ご予約方法:①お名前(フリガナ) ②参加人数 ③ご連絡先(メールアドレス) をご明記の上、histoire.kansai@gmail.comへお申し込みください。

***********************************



by   藍田マリン






愛する甥っ子たちの、なんでもない日常。

 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 




『悲しみを伴わない、当たり前への再確認はきっと僕らを強くする。』

この言葉は平了さんのブログにありました。


そんな再認識ができる物の中に“写真”があります。
特別な日を撮った写真でなくても
幸せできゅ~っとなります。

キラキラした毎日を、いつまでも仲良くけんかして。
って想いを込めて作りました。

私の方は、、、
あさって(もう明日!)から大好きなお芝居の舞台です。
その後にはお友だちとのごはんの約束が控えていたり、
撮影の依頼を頂いてたり、
くじら企画の上映会のお手伝いにも行かなくちゃ!
ああ、まだ今年は年賀状買ってもいないや~

未来は、なんでもない幸せな日々で埋め尽くされている。

明日も明後日もこれからもずっと、そう信じられる日々を
当たり前への再確認を重ねながら、大事に、強く、守りたいです。




by   藍田マリン

 

私が知ったのは昨日。

一人でも多くの人の目に触れ、
一人でも多くの賛同が得られますように。

特定秘密保護法に反対する
音楽・美術・映像・出版など表現に関わる人の会(略称 表現の会)
http://anti-secrecy.jimdo.com/

賛同人の掲載欄には
芝居仲間や知った役者のお名前見つけてうれしかった。

すでに12月4日。

あと私が出来ることは何!?

 

會津八一さん生涯のおもいびと、ふみ子さんは絶世の美女emoji
と先日書きました。
新妻、サキ子さんもまた、初対面のノロちゃんが「まぁ、べっぴんさんemoji
と口をつく美人emojiです。

何を隠そう『ちひさきもののうた』では私、美形担当部員emoji
(※クレームは受け付けておりませんemoji
実はこの二人以外にも、第3の美形、担当してますemojiemojiemoji

私の見たところ
この美形が、一番華のあるシーンemojiを持っているのでは。
見せ場の決めパフォーマンスは、おぐりん演出emoji
あ、意外にもおぐりんはこの作品が初演出なんだそうですよ。
うれしはずかし初々しい(たぶんネ)、演出家おぐりんの
我ながらお気に入りのシーンとみたemoji
もちろん私も気に入ってますよ~emoji
どんなパフォーマンスが繰り広げられるのか、こうご期待emoji

そうそう、この朗読公演には関連企画として
朗読ワークショップがあります。
いろんなところで講師をしているおぐりん、
きっと楽しいワークショップになること請け合いemoji
奮ってご参加くださいませemojiemoji

【朗読ワークショップ】
12月公演『ちひさきもののうた』

◆日時:2013年12月9日(月)19:00~

◆講師:大正まろん
◆参加料:1000円(※参加料は当日、受付にてお支払いください)
◆ご予約方法:①お名前(フリガナ) ②参加人数 ③ご連絡先(メールアドレス) をご明記の上、histoire.kansai@gmail.comへお申し込みください。


おぐりんのブログに
『ちひさきもののうた』が毎日新聞に取り上げられていることが書いてありました。
記事写真の下に
なんの脈絡も説明もなく(笑)、私の永井くん写真が。
あー、この日もまた型崩れ防止のわっか、取るの忘れてかぶっちゃったemoji
これ付けたままだと浮いてきて、次第に頭が長くなるんよねーemojiemoji
誰か、本番前に「わっか取ったemoji」と厳しくチェックしてくだされ~


***********************************

『ちひさきもののうた』

原作:太田博太郎編『奈良の宿・日吉館』講談社
脚本・演出:大正まろん
作曲:穴見郁
音響:大西博樹

奈良の仏像や建築を研究する学者・学徒の常宿として知られていた「日吉館」。
宿の存在感を際立たせていたのは、
お客をもてなす機敏に通じた女将・田村きよの氏の存在だった。

本作品では、きよの氏を中心に、歌人・書家・美術史の會津八一をはじめ、
日吉館に集った人々が織りなした人間味溢れるエピソードをドラマ化。
きよの氏が引退を決意した心情にまで迫っている。

◆日時
2013年12月
6日(金)19:30-
7日(土)14:00-/19:00-

◆会場
大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室
(大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館 タワーC713)

◆出演
後藤小寿枝、大江雅子、戎屋海老、藍田マリン、オットー高岡

◆Ticket
ご入場料:1500円(前売・当日共)

ご予約
http://histoire2011.net/archives/cat_1092766.html

***********************************

 

by 藍田マリン

 

* SNOW FLAKES *
STOP  *  START
* カレンダー *
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
* フリーエリア *
* 最新コメント *
[01/27 藤井美保]
[10/26 chab]
[10/21 chab]
[07/08 ふくい]
[12/05 まろん]
* 最新トラックバック *
* プロフィール *
HN:
marine aida
性別:
女性
職業:
芝居
趣味:
芝居
* バーコード *
* ブログ内検索 *
* アクセス解析 *
* カウンター *
* アクセス解析 *
<<  <  *  NEW *  OLD *    >  >>
Copyright©  marine aida
Designed & Material by ぱる
忍者ブログ ・ [PR]