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宮城野の日々
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『山の声』お稽古場、覗いてきましたよ~

大竹野正典追悼公演 第三夜『山の声』は
これで三夜連続出演を飾る、戎屋海老さんと
遊劇体の村尾オサムさんの二人芝居。

101111_2153~010001.jpg










早速の写メは、お二人のツーショットで飾っときます
お稽古終わりに撮らせてもらったので、若干お疲れ模様(笑)



『密会』終了4日後から本格稽古に入っていて、今日ですでに数回目
す、凄まじいぃぃ
やはり海老さんは超人です

本日はこずえさんがお休みだったので、実質的には自主練ということになるのかな。
私はお二人が黙々と稽古する中、
邪魔にならないように端っこでコンパクトに見学しました。

今日の返し稽古の一場面に、村尾さんの長台詞がありました。
長台詞たって、あーた、そんじょそこらの長台詞じゃありません

なんと12分です
こりゃ、台詞言う方も言わない方も大変。

101111_2044~010001.jpg




 

こんな感じで12分(ワオ!台本もってないやん)

村尾さんはとても台詞が明瞭なので、
語るエピソードがこちら側にスッと入ってきて、グッと心を掴まれます
長ゼリシーン、3回も返しましたよ。

101111_2035~010001.jpg101111_2008~010001.jpg










台本は大竹野さん手書き台本。
この厚みを延々二人で。
これを手にとった時、フゥっと意識が遠のきそうになりましたですよー

二人のよく通る声で、小さいお部屋の空気はびりびり言ってました。

人数がグッと減ってさみしいにはさみしい稽古場だけど、
少数で築く密度濃さも、やっぱり良いなぁ~。
なんだか『宮城野』のお稽古思い出すなぁ~。

それにしても改めて
『サラサーテの盤』も『密会』も『山の声』もテイストが全く違うと実感。

海老さんはクニャクニャひょっとこ魔神から孤高の山男へと、
もうすでに軽やかに転身しておりました



ちなみに、今、六甲ヒルトップギャラリーというところで
『加藤文太郎~ある登山家の物語~』という企画展が開催されていて
その関連企画 として
第16回OMS戯曲賞大賞受賞作品『山の声』朗読公演 が
この11月13日に行われるそうです。
本日こずえさんはそちらの通し稽古の見学に行かれたとのこと。

ご興味ある方、その朗読会の詳細はこちらです。
        
hilltop-g.com/telling.html



by   藍田マリン
 

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