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宮城野の日々
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『密会』から、瞬く間に一週間になろうとしています。

お芝居期間は何はさておき、とりあえず芝居芝居な生活。
後回しにしていることも盛りだくさんで、
でもまだそこに手がいくまでには、個人的にお伝えするお礼だったり、
精算会までにしておくことだったり、
頭では、することいっぱいあるとわかっていても
一度座ったら根が生えたみたいに動けなかったり
はたまた、あれと気付いた時には
砂漠の行き倒れの旅人のように床に突っ伏していたり。

ぐるんぐるんしている中で、
だんだんとここに書く想いがまとまってくるかなぁと思っていたのですが。

どうもうまく心の整理がいきません

オットーさんのブログを覗くと、
ああ、なんか皆同じような感覚なんだなーと安心しつつ、
さすがはオットーさんな文章に「ほんとそう!ほんとそう!」と感嘆。

“ほんとそう!”でも、だからって、
同じ思いです!と宣言して矢印リンク貼っておく、
なんて、他人のふんどしで相撲を取るわけもいかず、
うまく書けるか自信がないけれど、『密会』を完結させないと、
もうすでにスタートしている『山の声』に追いつけないから。



大竹野正典追悼公演 第二夜『密会』
第一夜『サラサーテの盤』に引き続き、
本当にたくさんの方々にご来場いただきました

ウィングでの最終打ち上げの時は、とても高揚していて、
聞いたような聞いてないようなな感覚ですが、多分『密会』は、
くじら企画過去最高動員を打ち立てた『サラサーテの盤』を超えた
と報告がありました

誰が予想したでしょうか。
奇跡の公演としか言いようがありません。


開場後のモニターから、私の耳には何度も
ねをさんの「あと○○センチ、愛をください」という言葉が聞こえました。

“愛”を頂き、立ち見や、モニター観劇、
またはせっかくご来場下さった方にご入場いただけない事態を出さず、
乗り切ることができたのは、お客様のご協力と深いご理解なしでは、
絶対に有り得ませんでした。

連日超満員の客席は、快適な観劇環境だったとはお世辞にも言えません。
心よりのお詫びと、感謝を申し上げます。
窮屈な思いを、申し訳ありませんでした。
そして本当にありがとうございました。


『密会は』、ご覧頂いた方はおわかりいただけますが、短い暗転を多用した演出作品。
上演できる会場もおのずと限られていました。
そういうことを別においても“ウィングフィールド”は
大竹野さんととても縁の深い劇場であると伺っていますので、
追悼公演を上演する会場として外せない場所であったと思います。

また、きっと“ウィングフィールド”は、
大竹野さん世代の演劇人を育てたといっても過言でないのであろう、
今は無きスペース・ゼロという劇場が持っていた匂いと同じ匂いを、
一番色濃く放っている会場でもあるのだろうと思います。

私はウィングフィールドと大竹野さんの関係も、
スペース・ゼロのことも、実はよく存じ上げないので、
歯切れよい、言い切り型の文では書くことはできませんが、
『密会』を上演する会場は
ウィングフィールドでなければならなかったのだと思っています。

そのウィングフィールドで、
『一人でも多くの方に大竹野作品を観ていただきたい』
という追悼公演の願いが成就できたこと、ひとえに皆様のおかげです。
一同、心より深く深く御礼申し上げます


振り返れば、『サラサーテの盤』が過去最高の動員となり、
歓喜すると同時に大きな不安を抱えることとなりました。

第二夜『密会』に、もし精華小劇場と同じだけの方々がご来場くだされば、
入場をお断りしないといけない事態が確実に起こるであろう、と。

そこで、早々に制作チームが結成されました。

どういう方法が一番ベストとなるのか、案を出し合い、
何度も何度も制作会議を重ね、
私たちの稽古状況も確実に把握し、皆が共有できるよう、
必ず制作チームの誰かが稽古場に通い、
連絡事項も、役者・スタッフ含めて連日メール配信、という徹底ぶり。
 
予約案内から、実際の予約、
連日満杯のご来場においても混乱招くことなく無事に幕が下ろせたのは、
私たち芝居を創る役者と同じ熱意と積み重ねで
ぶれない軸を立て、求心力ある制作隊長ねをさんの元、
まさにチームが一丸となって取り組んでくれたからです。
制作チームの皆さんの活躍ぶりには、ただただ圧倒され、
また風に吹かれたような清涼感というか、胸のすくような気持ちになりました。
 
今回のウィングフィールドのような状況は、誰も経験したことがなかったはずです。
どんなにできる方々であっても、とてつもないプレッシャーの中、
一人一人が挑戦の心を持って、緊張の連続を繰り返しながら
手探りで取り組んでくださったのだと思います。
とりわけ、制作隊長の秋津ねをさんの腹の括り方が凄かったのだろうなぁと、
色々振り返る時間ができてヒシヒシ感じる今日この頃。
尊敬の念が堪えないと同時に、くじら企画が誇る最強の制作チームでした。
 
 
ほんと予約のことに関して言えば、
私なんて“気が向いて、もし都合もついたらきてください~”が基本で、
今まで予約のご案内をまともにしたことがなかったから、
注釈いっぱいのご案内を送る時、理解を得られるのか、おろおろばかりしていたし、
『サラサーテの盤』の時、あんなに頑張ったブログでの情宣も、
『密会』では、一歩、案内の仕方を間違えるとえらいことになる、とびびりまくって、
結局、稽古日記ばかりで、あまり情宣や予約状況などにはふれられませんでした
 

幕が開き、滞りなくいろんなことが順調に過ぎゆき、
残すは最終日となった時、『密会』が終わるという焦りがどっと吹き出てきました。
追悼公演は三夜ありますが、いずれもテイストの違う作品。
大竹野さんが最も得意とした事件モノの作品はこの作品だけ。
 
最終日は、前2日に比べたら御予約人数が少なく、できることなら『ひとりでも多くの方に!』
 
でもでも、みんな「もう声掛ける人おらん」な状態で。
しかも中日は台風が逸れて胸をなで下ろすも、最終日は大雨に。
ほんと、心の中で十字を切る心境でした
 
その最終日、結果としては他の日に劣ることのない人数のご来場を頂きました。
確かに、朝、配信受けた予約状況では一番少ない予約数であったのに。
キャンセルが相次いでもおかしくない、大雨であったのに、
たくさんの方々にご来場いただきました。
 
その理由の大きなひとつを、
打ち上げ終わって帰途につき、もう毎日の日課となっていたパソコン立ち上げて知りました。
 
制作、佐藤あかねさんのツイッターに集められた多くの方々のつぶやき。
 
その中で、ちかよ先輩の“読んでると泣きそう”というつぶやきも入っていましたが、
舞台終わりで高揚しているせいもあり、私、号泣です
今、こう書いてても泣けてきてしまう。
誰が見ているわけでもないからいいけど
 
個々の好みもありますし、その日の心理状態や体調によっても感じることは違ってきます。
『密会』が合わなかった、面白くなかったという方々もいらっしゃるでしょう。
でも、確かに多くの方が支持して、
感想を書いてくださり、紹介してくださり、呼び掛けてくださった。
その方々の意志で。
 
胸の震える感動でした。
 
もうずいぶんヒネクレタ大人となっている私の、
思春期ならともかく、こんなに素直に感動満杯ってしてもええもんやろか、
と抗う気持ちがまるで追いつきませんでした。
 
ありきたりな言葉の連発でシュンとしますが、
皆さん、本当にありがとうございました



とりあえず、今日はここまで。
もう、連日稽古だから、がんばってブログあげなければ!とあせることはありませんから。
あ、でももちろん役者としての登板は終わりましたが、追悼公演はまだ続きます。
追悼公演参加者の一員として、またお稽古覗いて『山の声』レポートする予定です


胸の震える大感動の中、
昔かき留めたボランティア団体(だったかな?)のスローガン?が込み上げてきました。
この公演が、私をその言葉のような実感に包んだからだろうと思います。
ちょっと、大げさで恥ずかしいんちゃうの、と思いつつ、引用で結びます。
手をつないでくださった、多くの方々、本当にありがとうございます。

そして大竹野さん。

人生において、とても大きな足跡となる思い出が増えていくと
まるでこれは予め、
経験すべきこととして決定付けられていたことのような気もして
とても妙な気持ちです。

打ち上げで、6年前みたいに
「『密会』、おもしろかったなあ!」と共有した時間を大竹野さんの声で聞きたかった。
「マリンちゃんのあのシーンが、ほんまによかった!」って
大竹野さんに褒めてもらいたかった。




生きていることは誰かに借りをつくること。
生きていることは誰かに借りを返すこと。
誰かに借りたら誰かに返そう。
誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう。
生きていくということは
誰かと手をつなぐこと。
つないだぬくもりを忘れないでいること。
巡り会い、愛し合い、やがて別れのその日その時悔やまないように
今日を、明日を生きよう。
人は一人で歩いていけない。
人は一人で生きてはいけない。



by   藍田マリン

 

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無題
お疲れ様でした^^

皆カッコよかったし、大竹野さんも皆を褒めてると思いますよ(*^_^*)

自分はそう思います。
飛鳥 2010/11/06(Sat)20:35:11 EDIT
ありがとう(#^^#)
あーちゃん、今回もいろいろありがとうね

ブログにも『密会』のこと書いてくれてありがとう
しかも雁さんとのツーショット写真も掲載してくれて

あーちゃんが撮ってくれたから、
思いがけず、雁さんとのプライベートショット残せた

あーちゃんの太鼓判がもらえたし、
大竹野さんもきっと褒めてくれたと信じるね

【2010/11/07 01:27】
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