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宮城野の日々
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先週末に劇団酔族館
『終わった恋を乗り越えるために不発弾にしてもいいことしてはいけないこと』(なっが!)を観てきました。

出演されてる印藤晃一さんは律儀な方で
数年前に劇団ARK「夏の夜の夢」で共演させて頂いて以来、
私の舞台をかかさず観てくださっています。
もちろん私も、最重要芝居の一つに登録していて可能な限り観劇。

「印藤さんはお芝居が本当に好きなんですね」というと

「わし、芝居きらいやねん」

って答える天邪鬼なおじさまですが、いつも舞台の上で楽しそうで楽しそうで。


ふと、いつまでお芝居続けられるんかな…という不安にかられることがありますが
先輩方のパワー溢れる舞台を見る度に、希望いっぱい元気いっぱい。
いつまでも、背中を見せ続けていただきたいです。

パワー数珠繋ぎ。

私は誰かのために何かをできるような人間ではないけれど、
『宮城野』の舞台が、誰かの何かに触れ、どんな形かで繋がってゆくと幸せだなぁ。



酔族館さんのお芝居を拝見するのは、もう何回目でしょうか。
戦争にこだわって、作品を作りつづけている劇団です。

神原さんの作品にも、数多くの戦争物。
私も何作品か経験させていただきました。

物語。

フィクションの中だって確かに大勢の方々の背中が見えます。

酔族館さんのパンフレットにあった、主宰の方の言葉を受けて
『花野の野守り』というボルネオを舞台にした戦争物に取り組んだ時の
DMに書いた一文を思いだし、約束されたことでない今日の平穏を感謝してみたり。



「戦争物をやるにあたって、
毎回役づくりの為に色々見たり読んだりするわけですが、
戦争のない日本の礎となった人達の人生には、本当に胸が詰まります。
そして世知辛い世の中ながら、
こうして好きな事を続けられている自分の幸運を思わずにはいられません。
手に入れている幸運は、とても日常に埋没しやすいものですが、
何度も何度も掘り起こしながら感謝し続ける事が、
多くの不運に見舞われながら、歴史を築くことになった人達の人生に対して、
自分ができるたったひとつの鎮魂でしょうか。報いでしょうか。
そして、こうして手中にあるものの輝きを見つめる時間が、
明日もまた心豊かにひたむきであれる礎となりしことに、感慨いるマリンでありました」


by 藍田マリン

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無題
約束されていない今日の平穏、手に入れている幸運は日常に埋没しやすい、
感謝し続けること・・・最近、私もそんなことをつくづく思います。
今日あることの奇跡に感謝しながら、ものづくりができることは幸せです。
私もいつまで続けられるかな、なんて思ったりしますが
素敵な先輩方のエネルギッシュな姿が励みになりますよね!
そして、自分より若い人たちに私もそう思ってもらえるようになりたいなぁと思います。
まゆ URL 2007/12/19(Wed)10:12:55 EDIT
Re:無題
素敵な先輩方はもちろんですが
真由さんにもいつも、パワーいただいてますよ~。
真由さんの周りの方も、みなさんそう感じていると思うなぁ。
【2007/12/20 01:00】
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