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宮城野の日々
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吉田トミーが“ブラボー”を取った日、
ふたりぼっち稽古で練習したところは、ま~ったく上手くいきませんでした

なので昨日のふたりぼっち稽古は
次回リベンジを果たすべく同じシーンにトライ

…するうちに、ふと宮城野と矢太郎のクライマックスシーンの話になり
結局、昨日はほとんどそのシーンについて話しているうちに稽古時間終了

発端は、
消化しきれていないシーンなので
猪岡さんからもダメ出しが出ていて、
そのダメ出しを私がたまたま一人で聞いたので、
伝えるうちに二人で迷宮に入ってしまいました
猪岡さんとも“ウーン”と唸り合ったシーンです。


二人のラストシーンは行動原理が難しく、どう解釈するか。
また頭で解釈をつけても、芝居とはいえ、その時間を生きているわけですから
自分で解釈つけた通りに心が動かないこともたくさんあるのです。
“当たり”?を引くまでには、まだまだ相当時間がかかりそう。 


超難関シーン、きっちり消化して
これがYellow Love Marineの宮城野と矢太郎です、と
言えるものにするど~


by 藍田マリン
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猪岡さんの口から
「劇的に変わった」を飛び越えて
「ブラボー」が出ました

ワンシーンだけなんですけどね
私じゃなくて吉田トミーになんですけどね

うん、ほんと、あのシーンのトミーはすごかったなぁ
“技術”では及ばない“真実味”が。

トミー曰く
「覚えていません。二度はできません」

ん?どこかで聞いたような??
どうやら演出家泣かせの役者が揃い踏みのようです(笑)



“すべての現実は役者の大切な引き出し”



最近の合言葉。

昨日のトミーはまさに引き出し披露、といったところでしょうか。



すべての現実は
役者の大切な引き出し。

がんばれ吉田トミー!


by 藍田マリン

昨日はふたりぼっちのお稽古場。

今はまだ、普段の稽古は特に動きを決めずに
自由にいろんなことを試しているわけですが(行き当たりばったり)
そんな中でも自然と決まりつつあるシーンもあるわけで。
そういう個所をじっくり整えようか、ということに。

“見られている感”のないお稽古はリラックス度満点。
固まりつつあるシーンに思いがけないプラスαが起こるシチュエーション。
次のお稽古で猪岡さんに披露や~

ピリッと感は欠けたかも、だけど
このリラックス度、いくらか持っていけたらなぁー。



一番大事なものはいつも、どんなことも“バランス”



…見えないのが厄介

by 藍田マリン

サイコロの目が悪くて『2つ戻る』

和室稽古、“当たり”のお部屋というジンクス作りたかったのだけどな~

前回、鏡の前ではテクマクマヤコン
今回、ロミパスロミパスルルルルル~

呪文を間違えたかしら

というわけで、昨日は少し後退の憂き目

“宮城野”に限ってで、“矢太郎”は前進の日でしたけど。


いい感じに上向いたと思ったら、すぐに“2つ戻る”だとか“一回休み”に当たっちゃう

罠の多いすごろくで、ゴールはまだまだ遠そうです

振り出しに戻る、なんての、ないでしょうね
ひゃー



くやしい気持ちを抱きながら自転車こぎこぎ帰り道、頬打つ風は冷たくて。
そして冬の夜空は澄んでいて。



お星さま、いっぱいキラキラ輝いてたから

だからきっとなんとかなるでしょう


今日はいい目を出すど~


by 藍田マリン
2008年からはお稽古日も週2日に。

といっても猪岡さんは2月の頭に役者出演する舞台があるので、
スケジュール調整が難しいため、うち1日は吉田トミーとの自主稽古。

記念すべき第一回自主稽古には、
ゲスト講師が来てくださいました、ヨッ真由おっしょさん

宮城野は下級遊女ですが、踊りと三味線を習っているのです。

セリフ上でチラと出てくるだけで、実際的なシーンはないんですけどね。

以前にも少し書いたように、
台本は切り取られた時間だけれど、
“その人の日常をちゃんと背負ってその時間を生きたい”
と目指しているので、
芝居上にない部分での役作りは、とても重要かつ大好きです。

そんなわけで、以前から美術スタッフの真由さんが、
上方舞を習っていると伺っていたので、
舞教室を開いていただける日がないかお尋ねしていたところ、早々に実現したのです。

ま、もちろん初体験なので、メタメタな私でしたが、
舞を習うウキウキ感やドキドキ感、真摯な気持ちは宮城野として十分シュミレーションできました

私の宮城野にググッと奥行きが出た………はずデス、多分…



「舞を始めて変わったことってありますか

「人それぞれ、環境や培ってきたことによって、捉え方が違うと思いますが、真由さんの“宮城野像”は?」

いきなり突撃取材の答えは、きっちり次の日メールで送って来てくれました。

真由さん律儀や~


写真は舞の決めポーズ。

凛とした女性らしさが素敵な真由おっしょさんと、

何やら戦闘前のレディース、気合いポーズないかついモンを発しているマリン
(誰かそんなことないと言うてっ)



そうそう、吉田トミーはどうしていたかというと…



「矢太郎として、見ていて」

というマリンの言いつけを守り、
矢太郎として見守っていました

あ、こう書くとなんだか私にだけ都合のよい自主稽古みたいですが違いますよ~

“トミーの矢太郎”探しに取り組んでる彼には、とーても有意義な時間ですよ~

そういう役作りもアリですよ~

ほんとですよ~

合間にCD操作係を務めていましたが、
合間にですよ~…(フェードアウト)


by 藍田マリン



昨日のお稽古は和室でした。

その環境は、自分の力でググイっと世界を押し開く力がまだまだ弱いピヨッコマリンにとっては、強力援軍

いつもにはない部分で、お芝居ちょっとよい空気流れたんちゃうやろか

うんうん、少しずつ少しずつ登ってこ


和室の壁の一部に、畳一畳分くらいの大きな鏡があって、昨日はそれを使って芝居したシーンも。

鏡って不思議な力があるなぁ。

映った姿形だけでなく内面の自分(この場合宮城野)とも対峙した一瞬があって、全然いままでと違う、予想外の気持ちでセリフが出た一言が。
まるで潜めている心が顔を出したかのように。

人間、大きく言えば建前と本音の二面がある。

『宮城野』という脚本は、ネット上にある言葉を拾って使わせて貰えば、どんでん返しに次ぐどんでん返しのストーリー構成。

そのことをさておいても、濃い恋愛物(少なくとも私の『宮城野』はそう)。

恋愛とくれば、そりゃあ意識的にしろ無意識にしろ、ことさら一筋縄な気持ちじゃいきません。

takoraさんの写真展について書いた回に載せ写真、鏡を使った“双面”

あの写真、手前の表情が、自覚ある気持ちに添った顔。

鏡の中の顔は、全く思いがけない別の顔をしてる。

見せていただいた時、2つの顔の違いにびっくり。


自分が昨日、一つの心で演じた宮城野もまた、もしかしたら、あの大きな鏡には、違う顔が覗いていたのかしら。



なんて思ったり。


by 藍田マリン
おぅおぅ♪
携帯からだと朝の電車なんかでもポチポチ書けちゃうわけね!!
なるほど~。

パソコン音痴な私がこのような高度な技!を使えるのも、Mitchiiの懇切丁寧なご指導のおかげ~)*^0^*(

さて、本日は今年の初稽古日。

年末の稽古から10日あくと随分休んでしまった気持ち。

今年の年賀状
『宮城野』の公演を知っている方々は公演に触れてくれていて「がんばって」

公演のこと届いてないと思っていた数人の方々からも、またあまり多くお話したことがない、某大女優さんからも励ましのお言葉を書いて頂いていたり。

昨日は年賀状届けた方に、久方ぶりの連絡もらって「特別な公演みたいやね。チケット送ってね」

感激至極の今日この頃。



その分、そりゃあ緊張とプレッシャーもヒシヒシヒシ、です・・・

今回は役者オンリーな立場でないから、多方面がんばらないといけないけれど、どんなことより、まずお芝居。

芸の道は厳しくて、がんばりゃできるというものではないけれど、今日の新聞広告で見た「情熱力という実力」という言葉を自分の中に輝かせ、初稽古、いってきまーす☆☆☆

by 藍田マリン
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