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宮城野の日々
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先日行われた、花火大会についての記者会見時の糸井さんの言葉を、
ご自身でテキスト化され、掲載されているブログを拝読させていただきました。
スコップ団の活動にも参加されているTihiさんという方のブログです。
                   
糸井重里さん応援メッセージ・テキスト【前半@スコップ団記者会見】
糸井重里さん応援メッセージ・テキスト【後半@スコップ団記者会見】

 

そしてTihiさんにお願いして、こちらにも転載させていただけることになりました。

以下転載~



糸井重里さんメッセージ
<応援の動機、自分に何ができるんだろう>

たぶん、あの、仙台で記者会見やってますけど
仙台からもっと遠く離れた、東北から離れた方々にとっては
今度の震災というのは「自分が何ができるんだろう」っていうことを
ほんとに考え続けて、なかなか分からなかった、ってのが本音だと思います。

さっき平さんが(ふれてましたが)阪神淡路大震災のことを、もっと若い時に経験して
たぶん、もっと距離をおいて見てたと思うんですね。

それと同じようなことが、今回の東北の震災についても、
距離が離れれば離れるほど
胸に感じるものはあるんだけど、どうしていいか分からない、っていう
そんな時間が過ぎてったと思うんです。

僕もやっぱり同じで
東京は元気です、っていうメッセージはいつも出してました。
つまり、「手伝う側」にいるのが東京で
「東京がへこたれちゃいけない」っていう思いでいたんですけれども

「じゃあ、何ができるのか」ってことが、なかなか分からずにいて

で、ある時、ツイッターで、山元町の女の子と知り合いまして
彼女が東京に出てくる、っていう時に
一回会いたいな、って言って、会わせてもらいました。

で、「今、ぼくら一番何をしたらいいんだろう?」ってことを・・・

それこそ、自転車で津波から逃げた子の話をきいた直後に、
「何をすればいいんだろう?」って言ったら、

「来てください」と。

あの・・・「行っていいのか?」って気持ちがあったんです。

4月3日ぐらいの時に、仙台の駅に山形から行って
ロフトにお見舞いに来たんですけど、やっぱり
来た事自体が迷惑だとは言われなかったんですけども
どことなく、こう・・・一緒に写真とりましょう、って言っても
こう・・・笑顔がやっぱりなかったし、
来る事自体が重苦しいものであったし、勇気がいったんです。

で、「被災地」・・・バリ津波にあった「被災地」に
行っていいのか?って思ったら、「来てください」と。

「おんなじように震災にあった人たちは、避難していながら
そんな話できないんで、聴いてくれる人がいるだけで、
まずは嬉しいんです」って言われました。

もう一つは、
「山元町は、今回の震災で2カ所だけ土葬が行われたとこで、
身元が分からないまま埋もれて亡くなった方が
もう一回、お墓で埋もれて今眠ってるっていうのは、耐えられないんです。

少なくとも、生きてる人間が、忘れてないってことを
伝えたい、っていう意味では
お墓に、来てくれると嬉しい」って言われて

で・・・よく分からないんですけれども、なんだかそれがすごく、
自分の中にこう・・・
ああ、それだったら行ける、と思って

最初に被災地に訪れたのは、僕は、ゴールデンウィークの
山元町の、土葬された、亡くなった方々のお墓でした。

そのときに、やっぱり感じたのは、遠くにいる人たちは・・

先ほど、平さんの方から「2万名の死者が出た」って言い方をなさってましたが

1人ずつが亡くなっていて、で、
亡くなっている方も一緒に居るんですね。

このことが、やっぱり、離れている自分には
分からなかったんです。

つまり

おじいちゃんが、おばあちゃんが、おとうさんが、おかあさんが、
こどもが、お嫁さんが・・・

亡くなった方々っていうのは、
「居ないもの」としてじゃなく、
「居るもの」として「生きている」ってことを
痛切に感じて、

あれだけのことがあったあと、
亡くなった方と、生きてる人間とが、
一緒に力を合わせて、ナニカをやっていくのが

ここの・・この場所にいる人たちの、
「やり方」なんだってことを分かりまして

それ以来、ずっと、
生きてる人の復興の手伝いとかっていうのを色々考えた時に

亡くなった人のことを、時々、こう
思い出すようにしていました。

今回は、

スコップ団との付き合いができてから、色んなお話を
きいていたんですけれども、やっぱり、
この人たちがやろうとしてることっていうのは
「亡くなった人と一緒にやってるんだ」ってことが
とてもよく分かる、仕事ぶりだった、ってことなんです。

今回の花火の話も、
地上で今生きてる人間が見るためじゃなくって

天国に届かせるためなんだ、って話をきいて
この視点みたいなものが、
これから先も、ずっと、必要なんじゃないかな、と思って

ぜひ、手伝いたい、と思いました。

あの・・・どうしても

生きてる人間、中心です。僕らもそうです。

生きてる人間が何するか、ってことばっかり考えます。

でも、僕ら自身も、必ず、最期は
死んだ人間になるわけで

自分が亡くなった時に、誰もが、
生きてる人間のことだけ考えて忘れられてしまう、って考えたら

そんな社会は、あんまり、居たくない社会だと思うんですよ。

亡くなってからでも、自分のことを考えてくれる、
そういう社会に、今生きてるんだってことのほうが
誇りが持てるし、

今自分が生きてる人間としても嬉しいと思うし
亡くなってからも嬉しいと思うんですね。

そういうことを、ここに、居る方々が、やろうとしていることを
手伝うことで・・・・どう言ったらいいでしょうかね・・・

震災から後の、その、よく分からない・・・
宿題ができてないような、こう重っくるしい気持ちっていうのを、

亡くなった方と一緒に、その日を迎えるってことで
経験できるんじゃないかと思って

この2万発の花火を実現したいな、と思って
よびかける応援の手伝いをしたいな、と思いました。



糸井重里さんメッセージ
<本気なモノを、一緒に、カタチに>

(花火大会の予算について)
ここからは、実務的な言い方になるんですけれども

一般的な仕事のサイズとしては、ちっとも大きいお金じゃないです。
つまり、これ(花火大会)大成功させたとしても、3,000万円。

みんながボランティアで動いてる分というのはカウントされませんから、
その意味では安いです。

で、ぜひ、あの、「ここまでやったけど、ダメだったね」じゃなくて
ほんとに実現させたいと思ってます。

元気な人から、ぜひ、協力してください。

それから・・・どういうふうに呼びかけていいのか分からないんですけれども

お寺さんだとか、教会さんだとか、
亡くなった方とやりとりをしている場所とか、組織とか、
たくさんあると思うんですよ

その人たち、その・・・宗派をこえて

ちょっとだけ、ずつ、手を貸してもらえませんか。

~~寺、~~教会、いっぱいあると思うんですけれども

亡くなった方と、関わりのある人たちは

ぜひ、スコップ団に・・・あの、
「相乗りさせてください」って感じで・・・

気楽に、あの、のっかってくれたらいいな、というふうに思います。

それから、企業の方々も
お祭りやら、お葬式やらに、花輪を出すのとおんなじような意味で

大きいお金を出せ、ということではないので

ぜひ、あの、町内会のイメージで
参加してくれると嬉しいなと思います。

ご本人たちは、なかなか、もっと、もっと持ってこい、みたいなことは
言えないんで、
僕は、ちょっと離れた立場から言わしてもらいますけど

やっぱり

心も大事なんですけど

心に、形はないんで、

花火をあげるのには、やっぱり、
「集めるべきお金」がありますので

それを準備してくださって、一緒に、
3月10日を迎えたいな、と思ってます。

ずいぶん最後、強欲な感じで語ってしまいましたけれども

どうか

3月10日まで、あんまり日にちもありません、

実現できるように祈ってくださったらいいな、と思ってます。

ついでですけど、僕のとっても気に入った話で、

ふつう花火大会って、雨とか曇りとか、すごく気にするんですけど
この人たちは、もう、まったく気にしてない。

「空から見えるはずだ」と。
要するに、地上の人間は、

そちらに手向けるための花火をあげるんで

自分たちが楽しむのはおまけだっていう、
そういう気持ちが、こんなにしっかりと語られた
花火大会は、

今まで、世界中で、ないんじゃないかな、と思ってます。

ぜひ、こういう、めずらしい、「本気なモノ」を
実現させるお手伝いに参加していただけたらな、と思います。

私からも、どうぞ、よろしくお願いいたします。




~転載終わり



糸井さんの言葉は、スコップ団への応援とともに、
私のように被災地から遠い場所で、
どこかに向かいたいけれどまるで迷子な気持ちを抱えている人に、
こんな場所もあるよ~、と手を振ってくれているように感じました。

動画、私のパソコンでは、
少しの聴き取りにくさがありました。(音量設定操作がよくわかってないから!?)
Tihiさんの費やされた労力があって、
こうして糸井さんの言葉に改めて触れられ、
また、見ず知らずの私に転載を許可していただき、
立ち寄った方に読んでいただけるかもしれない機会が叶ったこと、感謝しています。



by   藍田マリン   

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