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宮城野の日々
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忘れた頃に…なのはご愛嬌
かねて予告の『宮城野』ギャラリー、アップとなりました
 
Mitchii、相変わらずすることが盛大だー
どんな大きなプロジェクトだったんや
PROMOTIONSとTHE  STAGEに分かれてるし(笑)
チケットまで載っとるし(笑)
 
宣材写真、改めて「そりゃ、お友達にR-15の芝居か?って聞かれるわな~」
と我ながら、ウンウン。
 
Mitchii、
大役、本当に御苦労さま
ありがと
 
 
 
EXTRA SITE ENTERからどうぞ
        
 
 
by 藍田マリン
 
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うわぁ、めちゃくちゃ久しぶりです!

公演が終わって早や4ヶ月半ほど。
ブログやってたからには、やっぱり報告はせねば!
と、今日はプチな報告を(大きいのをしたかったのですが…)
 
かなーり以前ちょこっと書いたように
『宮城野』はロクソドンタフェスティバル参加作品で開催期間だった2~7月を終え、
昨日が審査発表会

残念ながら、我がYellow LOVE Marine『宮城野』は賞には届きませんでした
敗因はたくさんあるでしょうけど
一番には、脚本に、役者の力量が及んでなかったのだと分析しています。
承知での挑戦だったので、心当たりありまくりですが
やっぱり凄く凄く悔しいです。
 
ロクソドンタフェスティバル上位入賞団体に贈られる、
芸術創造館での再演権は得られませんでしたが、糧にして、
脚本に見合う役者に成長できるよう、経験も勉強もたくさんして
公演終了後のブログに書いたように、またチャレンジします

ロクソドンタフェスティバル参加の『宮城野』
昨日で本当の終了を迎えました。
応援、ご協力くださった多くの皆様
審査してくださった方々およびロクソドンタフェスティバル関係者の方々、
改めて、ありがとうございました
 

『宮城野』オフィシャルサイト
 

by 藍田マリン
 

よんどころない理由で最終便予告からまたえらく長く引っ張ってしまいました

ゴールデンウィーク明けにはこちらもまぁ散々遅くなった『宮城野』打上げを
吉田トミーのお客様から頂いた軍資金を元に(ありがとうございました)粛々?と開催し終えました。
皆さん、次のステップに行っていますので都合のつかぬ方々もいたし、
もう公演自体が遥か彼方な感もありましたが
会場は懇意の芝居仲間が経営するお店、焼き鳥「鳥喰(トリック)」でしたので
なんとDVD放映
DVD観てたら会話が進まないので流しただけですが。
それでも私が一番真剣に観て「もう何遍も観たでしょ!」と猪岡さんチェック(笑) 



…ということで、中林さんから DVD仮編集が届いた時点で、
私はYellow LOVE Marine『宮城野』を観たわけです。
二人芝居で、出ずっぱりですから、
あんなに馴染んだ『宮城野』ながら、その時に全体像が初お目見え
これを観て、色々な形で頂いた感想やアドバイスやダメだしや批評の言葉が、
本当の意味で理解できました。
ビデオ撮ってもらえていてかなりよかったです。

感じたこと

 “宮城野像” 
これは、細かいことはあるにせよ(たくさん)、そんなにはズレてなかったかなぁ。

 二人芝居『宮城野』 

役としての“宮城野”と同時に、
芝居としての私の『宮城野』もありました。
中心に持っていきたかったものが、その位置でかがやいているか。 

芝居『宮城野』としても、
私の『宮城野』としても、改善点はいくつも。
ま、発展途上だから当たり前か

私はいうなれば手に入れた原石、
私の『宮城野』を磨くスタートを切ったに過ぎないのだなぁ、と。

いつかまたチャレンジしたいです



右も左もわからぬくせにやりたいことだけはハッキリしていて
手伝ってくださった方々にはたくさんワガママも聞いていただきました。
未熟な私に『ひとり大将』を立派に演じきらせてくれて
本当に本当に感謝にたえません。 

根性で更新していた時期が懐かしいこのブログもまた
ネット音痴の私には奇跡の財産になりました。
普通なら有り得ない、山崎監督さんともちょこっとお話の機会いただけたり
(映画版『宮城野』期待してます
ブログを読んで下さった方々 
11月の中旬から、長きに亘りご愛読本当に本当にありがとうございました。
再演の時はまた応援してくださいね

Mitchii担当のホームページギャラリーは 
7月1日オープン目標らしいです
お時間ある時、覗いてください。 
        
『宮城野』オフィシャルサイト 


さぁ、最終文章は当日パンフレットの引用にしたいと思います。
私だけじゃなくて猪岡さん、吉田トミー、3人の言葉で終わりたいから。 


~当日パンフより~ 

《ご挨拶》

本日はご来場、誠にありがとうございます。
小さい頃から足が早く、学生時代はずっとリレーの選手でした。
運動会のちょっとしたヒーローの私に、ある時、友達がこんな一言を。
「すごく前につんのめった走り方だから、いつもこけそうでハラハラする」
 …全く知りませんでした。
長い間、心の奥底で眠っていた『宮城野』を突然、自主上演する!と走り出した私は
相変わらず、つんのめっていたようで、周りを傍観に堪えられないくらいハラハラさせ、
守られ助けられここまで来た幸せ者です。

 『あの日を無くして自分の人生は語れない』

人生には大きなターニングポイントが幾度となく訪れて。
私の、なくてはならない今日という日の、なくてはならない人となってくださった皆様に、
万感の思いをもって深く深く感謝いたします。 
                          
(プロデューサー 藍田マリン) 


リスペクトせよ!

古来、芸能が祭礼からおこったことをふっと考え、
ナニニ、ナニヲ、ササゲル、ウヤマウ、アガメル、のか?
相も変わらず悛巡しながら最後まで足掻いてます。

 馬車馬の如く真っ直ぐに突き進む(ドウドウ!)プロデューサー兼主演女優、
いつも落ち着きまくってる(かのようにみえる)主演男優、
変幻自在(よくいえば)な演出、B型率の高いスタッフ陣…。
当初は遅々として進まなかった稽古でしたが、
真っ直ぐぶつかっていくことで(そりゃ喧嘩もするで)腹の中を感じて、
かえって信頼感が増しました。
そんな熱っつーい団結力のある(たぶん、笑)『宮城野』とくと御覧下さいませ。 

(演出 猪岡千亮)


大変でした。芝居は勿論、他にも色々。
まず十時間寝て、もう三時間寝たい。そして桜を見に行って、サラダバーに行きたい。
その前に、まずは矢太郎を演じなければ!

この舞台の話を頂いたのは、丁度一年前。
本格的に役をつくり始めたのが、約半年前。
これだけの長い期間でつくり続けるのは初めての事でした。
一人のはずだった矢太郎が、僕の中にはいっぱいいて、
それがまた一つになったのが二週間前。
大変でした。おかげで、少しはマシな演技が出来そうです。

時期的にも受験生みたいな気持ちで、
この舞台に挑む僕を支えて下さった皆様。
観に来て下さった皆様。ありがとうございました。
                                 
(役者代表 吉田智道)
DSC_0456.JPG










題名と役名が一緒なので、なかなかややこしい。

お稽古ログは基本的に

題名は『宮城野』

役名はそのまま宮城野だったり“宮城野”と書いてきています。

 

インターネットを見る限りでは

宮城野のキーワードとして

無償の愛、自己犠牲、原罪意識、マリア様、聖性と魔性、という言葉があるでしょうか。

矢代静一さんは敬虔なクリスチャンであったそうで。

 

何度か書いたように、この作品は

古くから愛され、上演され続けてきたお芝居なので

今回、観て下さった方々の中には、

他劇団で観たことがある方もたくさんいて
(知る限りの最高でうちが5組目の『宮城野』!)

比較の感想もけっこういただきました。

宮城野の印象がだいぶと違う、とも言われたり。

 

前に書いたように
人それぞれ、生まれた環境や歩んできた道のりが違うし
男と女、年齢によっても

リアリティ持ったり、シンパシー感じる部分や解釈も違うから

一人として同じ宮城野像はもちろんいないのだろうけれど。

 

私は特に何の予備知識も先入観もなくまず脚本に触れ、

違和感持たずに『宮城野』を受け入れたので、

基礎はわたしの引き出しからしか宮城野像が生まれていません。

だから、もしかしたら観る人によってはキーワードから受ける印象とはかけ離れていて

「全然違う!」とまで言い切られてしまうかも(そんな指摘が別段あったわけではないですが)。

 

でも、逃してしまっているたくさんのことに気付いてないだけ、
というおめでたさはあるかもしれませんが、
吉田トミー演じる矢太郎に投げたり、
投げかけられたりの中で生まれた感情や感情の変化の導線は、
自身の人生で得てきたこと、培われてきた感性が起点となって、
集中力のいいお稽古で導き出され、
そういう部分は普遍ないところで“宮城野”という一女性を破綻感じず確立しました。
それを十分に汲んでもらい、猪岡さんが演出を手がけた、となっているので、
芯の部分のマリン版宮城野に心細くなるところはありません。

 

なんて言ってはいても、
私の宮城野、吉田トミーの矢太郎、発展途上な役者二人。

自分たちの中で筋が通っていても、
ちゃんと演じられていたかどうかは、まるで別問題。

また芝居というものは、それだけで足りるわけでは当然ありません。

本番終わって頂いた感想やアドバイスや批評やダメだし、
またビデオで初めて客観的に見ることができた
自分たちの『宮城野』で得られた成長の手がかりを逃さずに、
精進したいと思います。

えらく長く引っ張ることになってしまったお稽古ログも次回が最終便


by  藍田マリン


『宮城野』オフィシャルサイト 



ビデオ担当してくださいました中林さんから届きました

そして彼は颯爽と次のお仕事でカンボジアへ旅立ったのでありましたー。

いってらっしゃ~い。
無事、帰ってきてくだされ~

 

 

低予算の中、あらん限りのご尽力、

中林さんはおなじみJESUS FILMの中島監督
&劇団浮狼舎、がんちゃんにお手伝いを要請し

撮影は21日のゲネと本番の計2回。

1回につき4台、合計8カメ分(すごい)の映像編集。

 

通常、舞台のビデオは3分落ち、とよく聞きますが

中林さんのビデオは損なうどころか、

損なったところ埋まってたりします。

噛んだところ、差し替えてくれてたり、、、しぃ~(笑)

 

中林作品は神原組で熟知していますから、

私にとって、なんといってもお楽しみはエンドロールなんです。

 

中林さん選出の音楽とともにエンドロールが流れる傍らには

舞台のダイジェストカット。

本当にいいシーン、いい顔、選んでくれます。

毎回実は、本編観るよりこの部分だけ観た方が

いい芝居したような気分になれるんちゃう?と思ってしまいます(あかんやん


SA380008.JPGSA380005.JPGSA380006.JPG
 

 







今回も「宮城野、やつれ具合が素敵♪」とか 
「矢太郎、熱つぇいっ!!」とか

 

ねっ、ねっ!

いい芝居そうでしょ、画面観る限りは(笑)

 

肝心の、はじめて客観的に観た私達の『宮城野』については

だいぶん近づいてきたお稽古ログの最終便で。


by  藍田マリン


『宮城野』オフィシャルサイト 

簡単な役なんてないけれど、、、

 

“矢太郎”は本当に難しい。

 

台本では行動原理や感情変化の導線が“宮城野”よりも遥かに見えません。

困った人や…。

最後の最後に宮城野をどん底に突き落として去る矢太郎。

稽古中、どんな気持ちでもって、その台詞を言っているのか、
「宮城野には内緒!」と言って、猪岡さんが遠くにトミーを連れ去りコソコソ。
目の届くところでヒソヒソされたら、
知りたくなるっちゅうのが人情やないかよーぅけち!


DSC_0710.JPG 

二人の別れのシーン。

私は背を向けているので、

この時の矢太さんを写真で初めて見ることが出来ました。

 

見たらつい、宮城野が

「矢太さん、ありがとう」

 

恋心って説明つきませんね。胸いっぱいになりました。

 

 

 




Mitchiiが、そのうちホームページにギャラリー追加してくれるそうです。

あー、とぅとぅ書いちゃった
Mitchii~、、、
お稽古ログでアピっといてって言ったから書いたけど
書いたら後にひかれへんようになるやん

最後の最後まで仕事しぃやな、Mitchii。


by  藍田マリン


『宮城野』オフィシャルサイト

 

感想、劇評、ダメ出し、アドバイス、たくさんたくさんいただきました。

通常ラインをよく知らないのでわかりませんが
アンケート回収率もよかった方なのでは?
最高の回は71%でした
(あっこさん!いただいたアンケート袋に回収率が書いてあるということが、別の意味ですごいです!)

アンケート書いていただいたからと言っても
もちろんよい評価ばかりではありません。

ダメだしや違和感やアドバイスもたくさん。
知りたいのは本当のことですし、どんな意見も貴重です。
アンケートは真剣に見ていただいた証のようで、とても感謝しています。

人それぞれ、生まれた環境や歩んできた道のりが違うし
男と女でも、年齢によっても
リアリティ持ったり、シンパシー感じる部分や解釈も違う、
というのは演じる側だけではなく、観る側にもいえることで。

同じ回、同じシーンで、同じことについて書いてある記述も
温度差があったり、見解が違ったり、様々でした。

ご来場下さった方々の約半数が演者どちらかの直接の知り合い、
そのまた半数くらいが演劇関係者でないプライベートのお友達や知人であったので
たとえ無意識下であっても、
暖かく受け入れられる素地はあったのだと思います。
届いた感想は概ね好評ではありました

針金に味噌を塗ったようなホソこい二人には一見不似合いな
“迫力”とか“圧倒”とか“エネルギー”なんて言葉たくさんもらったり、
“宮城野こわかった”とか(笑)
だから、もちもちしゃべりは普段だけですってば。

記述やフレーズの中には
「これは確かに私が演じた“宮城野”!」
「私たちの『宮城野』!」
と感無量になる具体的なものもいただけました。(中にはつい、感涙したほどの!

原作を読んでみたくなった、映画も観て見たくなった、というのもうれしかったですし
「もう一度観てもよい」または「観たい」と言ってくださった方がいらっしゃったのもうれしかったです。

ひよっこマリンが敬愛する、小演劇界の首領からの返信メールに
“偽りのない芝居”という文字を見た時には心がふるえました。



アンケートで、メールで、劇評で、ブログで、お手紙で、直接お会いして、
Yellow LOVE Marine『宮城野』についてお言葉をくださった皆様、
本当にありがとうございました。


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本をイメージした
当日パンフと
前代未聞と言われた
カラーアンケート(笑)   







by 藍田マリン


 『宮城野』オフィシャルサイト




あのぅ。
このブログに
気絶しそうなことが起こっているんですけど。
よおく見ると気がつく人は気がつきます。ほらほら
影武者、とかいないです、、、よね
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