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宮城野の日々
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条件的に観客動員の弱さは承知で打った公演でしたが
たくさんの方々が足を運んでくださいました 

私はともかく、小劇場通なあっこさんや周りの方々がびっくりしていたので、
本当にたくさんの方々が来てくれたのだと思います 


いろんな情宣をきっかけに足を運んでくださった方々。 

思いがけない劇評家・演劇関係の方々。

現在の、以前の、お芝居仲間のみなさん。

プライベートのお友達や知り合い。

他県からかけつけてくれました。
自分の職場にフライヤー貼って、お友達つのって連れてきてくれたり。
自分のお友達の引率で結果2回観劇となった友人も。
マリンプロデュースだからと2回きてくれた人。
演劇ぎらいを豪語なあの人。
今は生活の流れがすっかり違って、随分長く会えてなかった懐かしい顔。
小学校を皮切りに、学生時代からの親友達。 

来れない人からも
初日開幕おめでとうメールや、届け物。

書いているとちょっぴり涙ぐんでしまいます 
ロマンチストでナルシストでセンチメンタルな性格なもんで 

だんだん、すっかり、友達自慢してますね。

藍田マリンの一大事。
支えてくれた人がいっぱい。
支えてくれた人の数だけ、私が支える側の人がいるわけで。

ぼやぼやしている暇はない、
そう思います。 



さて、吉田トミー所属、中島監督さんのジーザスブログでは
ジーザスファン向けの、『宮城野』千秋楽直後トミーくん秘蔵映像が公開中。
http://blog.livedoor.jp/a_jesus_film/
じゃあ、こちらは早々に中島監督からいただいていた、
正真正銘『宮城野』千秋楽直後インタビュー映像、
満を持しての公開といきませう 
送り出しで観客の皆様と会った後のしあわせいっぱいのマリン&トミーです。

 では、ぽちっとな♪ 




by 藍田マリン


 『宮城野』オフィシャルサイト       
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体力、気力、精神力ギリギリ保ちながらの4ステージ。

プチなハプニングはそれなりに。


勢いよく立ち上がったシーンで2回、立ちくらみに踏ん張ったり。


勢いあまって着物のスソ踏んづけて、
おまけにツルッと滑って足がVの字に上がった回があったり
(らしいです、後でサービスショットがあったね、って)。
アンケートに、あれは演技ですか?ならスゴイ、
と書いてくださった方がいましたがマジコケです


ロクソドンタは楽屋が3階。
本番15分前に下りていき、スタンバイの段取りでしたが
何ステージ目か、さぁ下りようとした時、
私の足の裏に髪の毛ほどの細~い何かが刺さってしまい、イテテ。
なかなか抜けず、えらいこっちゃ!と猪岡さんは毛抜きを買いに走り、
その間に神原さんは私の足をひっ抱えて、
針でコヨコヨ格闘、みごと勝利を得て無事スタンバイできたり。


千秋楽。
いよいよ『宮城野』を演じるのも最終。
音楽が高鳴って、明かりが落ちていく中で
板付き(明かりが着いた時、役者がすでに所定の場所にいること)でスタートのトミーは
気合いの一瞥を私に投げかけ、暗闇に消えていきました。
明かりが入って私、出陣。

びっくりたまげましたー!

トミーがっ!
トミーがぁーっ!!

…いつもと違う場所にちょこん。

「えええーっそこぉーーーーーーっ

トミーと私の座り位置が逆だと、ひじょーに不都合満載です!
一瞬あせくりましたが、台詞言いつつ、なんとかウマいこと定位置に。

なんでも演出曰く、
怪我の功名この千秋楽は一番出だしがが柔らかくてよかったとか(笑)



DSC_0330.JPG

正解バージョン








番外編

初日、ゲネの後
猪岡さんがトミーにダメだし。
宮城野を抱きしめるところが弱いと。

「俺と神原さんでやるから、見てろっ

~神原宮城野&猪岡矢太郎劇場~


猪「なら…宮城野ぅ~」
ダダダ
ぐぁしっ
神「ぐぇ

~完~

猪氏のたくましい腕が神原さんの首をつるし上げ。
神原さん、危うく命を落としかけ

なんて一幕劇ならぬ一コマ劇もありました



こんな具合に、後で楽しい笑い話にできる
程よいハプニングには見舞われつつも
(私がカミカミ大王だったり、笑えないこともありましたが
無事に全公演終えることが出来ました。

本番を迎え、幕が上がり、下りること。
当たり前のようで、
きっと赤ちゃんがこの世に生まれるくらいの奇跡に守られないと無理なこと。
やり遂げさせていただいて
心から感謝しています。


by  藍田マリン


『宮城野』オフィシャルサイト
今回衣装で入ってくださった神原さんが選んで下さった衣装。
宮城野の着物は印象的な大柄・紫。
中の襦袢は女郎定番?とでもいいましょうか、朱色で。
着物は、最初は別のものでしたが、私が演じる宮城野を観てこちらに差し替え。
襦袢はかなり間際まで2転3転。最終的には演出の希望で朱の長襦袢。
髪型は江戸時代にこだわらず、ポップに。神原さんオリジナル。

DSC_0901.JPG DSC_0473.JPG










矢太郎は、あまりに細い体の線をカバーできる利点もあり、な半纏つき。

DSC_0340.JPG










ちなみに神原さんは『宮城野』の衣装で裏に入るのは2度目だそうです。



DSC_0467.JPG
二人とも舞台で暴れ倒すものですから
(←この通り・笑)
お芝居が終わる頃には着崩れ甚だしく、
目も当てられない感じ





DSC_0571.JPG
多少のことなら、
着慣れていない私でもそれなりに直せるんですが
無意識に直せるくらい所作が身に付いていないと
どうにもこうにもオッつかない暴れん坊で




でもトミーなんぞは本番大分マシだったんです、アレでも。
稽古中は神原さんでなく、トミーが自分で着付けるから最初からグダグダモード。
緊迫シーンでスックとトミーが立ち上げると
腰周りの細さをカバーするために巻きつけたタオルがすっかり見え
前ははだけてスカートのように両裾が広がっているという…
神原さんが「楽屋裏まで見せるな~っ
 

本番はマシだったと言えど
増員スタッフに呉服屋のご子息がいまして
「もうちっと何とかならんかったんか…
と嘆かれてしまいました。


面目ないですぅ…


by  藍田マリン



『宮城野』オフィシャルサイト


劇中、矢太郎が宮城野に持ってくる絵の話です。
Yellow LOVE Marineではこの版画を使わせていただきました。

東洲斎写楽が残した絵の中には
そのものズバリ『宮城野』という題名の女形の役者絵もあります。
(この二人芝居の『宮城野』とは無関係)

当初、写楽のどの絵を使おうかと相談になった時、
もちろんその絵も候補には上がったのですが、、、
この宮城野さんがなかなか勇ましいというか、いかつくて、、、
まぁ、元は中山富三郎さんって男の方だから

どうもしっくりいかないし
『宮城野』ズバリもなぁ~とみんなで思い悩み。
それでお稽古では、もっと柔らかいお顔の、
宮城野の妹役の信夫(しのぶ)さんの絵をとりあえず。

そして本番も迫りくる頃、猪岡さんが見つけてきてくれたのですこの絵を

「えらいっ!!」
と、ひとめ見て、私も吉田トミーもこの絵が大好きに。
「この絵以外にはないっ!!」の勢い。
それは本当にピンときた、とか、感性に響いたという感じ

後でふと気付いたんですが
この大首絵の役者さん
どことなくトミー矢太郎に似ているなぁ、と。
それは日を追うごとに確信に。

本番では
前髪こそチョッキンナ、な矢太郎でしたが(急遽そうなった)
以前、猪岡さんに矢太郎の髪型を聞いた時、長い方がよいと言ったので
ずっとトミーは散髪せずで。
んでもって、お髭なんかも濃い~トミーくん。
相当にチャリも伸びていて。
「まー!!なんてそっくり!」

その上、演技中、興奮するトミー矢太郎が
普段は切れ長の目をクリンクリンさせるわけです。
「まー!まー!なんてそっくり!!」

080321_1455~01.jpg







ねっ似てるでしょ(笑)




終盤、一人になってからのシーンで
倒れ込んだ私が、この絵を引き寄せてそばに置くシーンがあるのですが
ここで非常に私的にはこの絵が威力を発揮してまして。
だって、矢太郎に似てるんやもん。
ほんで、稽古中に使ってたしのぶさんはあっちゃ向いてたけど(顔が左向き)
この絵はちゃんと、こっち向いてて。
ノンキな顔してこっち向いてて。
この顔に胸いっぱいの思慕が掻き立てられ、その狂おしい愛しさが
いつしか穏やかな気配で私を包んでくれるのです。




なぁんて、観てた方にもこれを読んでくださってる方にも
なんのこっちゃわからないかもしれませんが
ただただお気に入りの小道具でした、というお話。

今日4月3日、実は吉田トミーに初めて『宮城野』の話をした日。
全ては1年前の今日から始まった。
自分にさえも何の前触れなく始まった1年は、とても不思議な1年でした。
まるで誰かに与えられ、また加護を受けていたような。


by  藍田マリン


『宮城野』オフィシャルサイト
やっとここに帰ってきました。
『宮城野』公演終了から早一週間以上経ち、月も新しく移り、
きっと『宮城野』に関って下さった方々全て、
新しい局面に颯爽と立っていることでしょう

私といえば、ようやっとお礼行脚の目処がつき、
その間にこっぴどく引いてしまった
咳コンコン、鼻ズルズル、発熱ぽっぽっ、涙目ウルウルな風邪からも
何とか這い出ることができそうな今日この頃。


「無事に幕をおろすことができました!ありがとうございます
で、お稽古ログは十分ですが、
人目にちんまり、
わたしゃにゃ一大事なプロデュース公演『宮城野』ですから、
もう少しの間お付き合いを

と、言っても書くことなかなか纏まらず

中島監督から、本番終了後の映像を早々にいただきましたが
とりあえずは「ありがとうございました!」から
小屋入り直前「リラックス!!」まで巻き戻し



本番1日前は役者、スタッフ、各々部署の増員さん揃っての仕込み日。
小劇場はたいてい舞台づくりから客席づくりまで自分達で。
この日から本番終えるまで、どっぷり非日常です。

んー、しかし、こんなに女子率高い仕込み現場は珍しいかも!?
ってくらい、女子女子女子
8:2くらいの対比だったのでは??

現場で初めて正体が見える真由さんの美術。

音響は普段の稽古でも可能だけど、照明は小屋に入ったこの日から。

ロクソドンタの扉をあげるとYellow LOVE Marine『宮城野』の世界

4a46a621.jpgこんな感じでした。
(ちなみに真由さんブログから拝借。彼女のブログには舞台美術に込めた思いが詳しくかかれています)
http://blog.livedoor.jp/marblelife/archives/2008-03.html





DSC_0323.JPGこちらはtakoraさんに撮っていただいた写真から。

今回はアンケートに
音響・照明・衣装・美術についても
書いてくださっている方が多く、
各々スタッフ陣に喜んでもらえたのが、
私にとって2重の喜びでした。


by  藍田マリン


『宮城野』オフィシャルサイト
藍田マリンプロデュース Yellow LOVE Marine
二人芝居『宮城野』

昨日無事幕を下ろすことができました!
感謝の思いでいっぱいです!
関わっていただいたすべての方々に
心より深く深く感謝です。

こちらではとりいそぎのお礼です。
周りの方々にリアルお礼を言ってきます。

改めてこちらにもどり、本番回想ふくめて
皆様にお礼を申し上げたいと思います。

ひとまずの非礼、どうぞお許しください。


by 藍田マリン


とうとう疲労困憊が顔にも出てしまっているマリンを考慮して??
最終稽古はとんかつさんの音響とともに小返し小返し。



Yellow LOVE Marine『宮城野』
全稽古日程終了!!

明日から小屋入りです!
小劇場界といえば自分たちで場内すべて組むのですから
役者だってフル回転、体力回復&温存はなかなか叶わず
きっと本番もえらくやつれた私だども(トミーなんて結膜炎になってしまった
宮城野役には、それもちょうどいいかな!
テンションは上がっても、変なところに力入らないようにしなくっちゃ。



迷わず、焦らず、十数年暖め続けてきた思いを咲かせます
きっと素晴らしい舞台になることかと思います(自分で言うな~)


ではでは会場でお待ちしています、貴方様を!


『宮城野』オフィシャルサイト猪岡千亮プロフィールアップしました)

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