× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「一緒に読んでみよう」シーズン3の幕開け 『夜、ナク、鳥』無事終了いたしました 今シーズンも楽しい思い出がたくさん出来そうな予感 3月・4月の「読んでみよう」、皆様のご参加お待ちしています くじら企画facebookにて早々に先日の様子のご報告、アップされていますよ~。 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=672491946195105&id=584617798315854&refid=17 毎回、こちらでも報告してきたので 今シーズンも独自報告を 参加者の皆さんはリピーターの方、はじめましての方が入り混じり、 年齢も10代からくじら世代まで幅広く。 皆さんの集中力表現力でつい見入ってしまう、充実した「読んでみよう」になりました 緊張感あふれる『夜、ナク、鳥』の台本そのものも、 大きな後押しとなったのではないでしょうか 先日フジテレビで同じ題材を扱ったドラマ『黒い看護婦』が放送されたことですし、 そちらをご覧になった方で『夜、ナク、鳥』はどんな感じかな~って ご興味持っていただいた方もいるかもしれないので くじら企画facebook【夜会】ご案内風に、シーンをちょこっと紹介してみたいと思います 実際の事件は福岡で起こった保険金連続殺人ですが 大竹野版ではコッテコテの関西弁で繰り広げられます。 迫力の大阪弁でいやがおうにも緊張感アップ 例えばこうです。 ツツミ ―――もしもしヨシダ あかんわ カリウムポンプしてもバイタル変化あらへん 脈も正常や ヨシダ タフやなァ エイジの心臓は ツツミ どないする? ヨシダ しゃあ無い エアー入れたろか ツツミ エアー? そんなことして もしばれたらどうするんよ ヨシダ 死因はあくまでも急性心不全や 死亡解剖にはならんやろ ちょっとぐらいのエアーやったら 大丈夫や 牛乳壜一本ぐらい入れたり ツツミ 判った ――― イケガミ エアーや イケガミ (エイジの顔を両手で触っていた) エイジ 顔真っ赤や もの凄う熱いわ ――― ツツミ 聞いてんのか イケガミ エアー ポンプするんや イケガミ エアー? エイジに空気入れんの? ツツミ 嫌なんやったら ウチがやったげる イケガミ エイジはウチの男や ウチがやる イケガミ、注射器に空気を吸い上げた。 足の甲に注射器をつき立てようとしたその時、 エイジがかすかにつぶやいた。 エイジ ――― 怖いなァ ―― イケガミ 大丈夫や 何も怖い事あらへん これ打ったら楽になるからな これは看護婦たちが、眠らせたイケガミの亭主を殺害するシーンですが、 わたしは読むだけで緊張します こんな具合の緊張感漂う台本と皆さんの感性が呼応しあって ほら 写真にもしっかり皆さんが繰り広げる物語の空気、写ってませんかね 再演時のキャストが奮闘したのもよかったのかな。 なんと前日まで桃園会の公演『うちやまつり』に出演されてたにもかかわらず、駆けつけてくれたツツミ役、大山ねこさん。 今期は進行役ですが、ド迫力のヨシダ、役者加奈さんの 「働いて嫁さんに家建てたらんかいダイヤの指輪買うたらんかい毛皮のコート買うたらんかい家族連れて海外旅行行ったらんかい この甲斐性無しらがっ」 は、やっぱり披露してもらわないとねっ 音響担当しながら、最後にナースキャップを燃やすシーンで登場、イケガミ役、こずえさん。 私が少し遅れたからイシイ役をやってるおぐりんを逃したんかな~演じてる写真なくてごめん 殺されてしまうエイジ役の栗山さん。痙攣もきっちり演じる芸の細かさ。 こちらも殺される運命にある、カレー好きのゴウ。九谷さんのかわいげが反映されてどこか憎めないキャラクターに。 ツツミが担当する、末期癌患者、ミチロウ役の雁さん。 この役はテレビドラマではいなかったけれど大竹野さん独自の人物設定なんかなぁ 「小鳥いうよりも小さな影や そいつがヒョロヒョロ鳴きながら白木蓮の花びらを食べよるんや」 タイトルの『夜、ナク、鳥』はミチロウさんのシーンからの流れ。 ヨシダの相棒、というか手下もどき、ヒデキ役の海老さん。鹿の倒れ方、シュインバッタンを本番さながらに熱演中。 顔、写ってない ¨独断場シーンもう一枚載せとこ このヒデキも大竹野作品独自の登場人物なのかなぁ~ 私は『夜、ナク、鳥』の参考文献、 森功さん著のノンフィクション『黒い看護婦――福岡四人組保険金殺人』を読んでいないので、 是非読んで大竹野さんがこの実話をどんなふうにアレンジしたか知りたいところです。 キャスト奮闘の甲斐あって、参加者の方から 「実際に演じた役者さんと一緒に読めたのが楽しかった」というお声いただきました また「DVD、買います」と言ってくださった方も 戯曲は発売中の大竹野正典劇集成Ⅰに収録、 DVDご希望の方はくじら企画にご連絡ください kujira@dsk.zaq.ne.jp(くじら企画) 次回「読んでみよう」は3月23日(月)『極めてガンダム 玉造編』 2005年劇団ガンダムからの依頼で書かれた作品。 ガンダムを知らない作者に書いてもらおうというコンセプトにより 大まかな粗筋と、最低限の人間関係の資料を与えられて書いた作品です。 ジオンとの戦争終了後、なぜか故郷の玉造に帰ってきたアムロの物語。(笑) 一見喜劇の中にも、貫かれた骨太さが光ります 大竹野作品、やっぱりええわ~ってきっと皆さんに思っていただけると思います お申し込みはくじら企画facebookからどうぞ。 https://www.facebook.com/kujirahonkaigi ご参加お待ちしています by 藍田マリン PR この記事にコメントする
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