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あっという間に来週末は本番ですよ~
諸々の準備も加速度的に というわけで 今回も写真係の『大人になったピノコ』は当日パンフ用の写真撮影に行ってきました。 (※くじらstaffの方のツイッターで鈴美さんが私のことをそう呼んでいた・笑) 詳細をまだ聞いてなかったので デザイナーのオットーさん到着まで、とりあえずピン写真撮ったり。 くじら企画のパンフは、通し稽古の最中に 一人ずつ狙って撮った写真を組み合わせるパターンが多いのですが どうやら今回はちょっと違う雰囲気にするみたいですよ~。 お楽しみに さて、オットーさんが到着するまでに撮影した写真がお蔵入り決定なので ここに役者一覧で乗せとこ。 じゃーん 総勢8人の豪華キャスト 前回見学した時はお休みが多くて観れなかったシーンもたくさんあったけど 今回はガッツリ全容観ましたよ。 …と言ってもずっと役者陣それぞれの抜き写真撮ってましたから 観たような観なかったような、、、なんですけどね。 こんな迫力のシーンも立ち上がってきていました。 このシーンでは
写真を撮りながらも芝居の世界に取り込まれてしまい、 以降、いたたまれなさから逃れ切れないままでした。 主人公・ノリオの雁さんと大格闘しているのは 母親役のおぐりん(小栗一紅さん)。 写真や動画、ばんばん撮って「サヨナフ」情宣もがんばってます。 おぐりん作・動画 彼女のブログもがんがん更新中~ http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/cat_50024065.html 参考資料や文献もたくさん読んで奮闘している様子。 そこから知ったこと感じたこと、あの時代のエッセンス、etc ぎゅ~っと抱きしめて役に馴染ませて、ぽ~んと弾けてます。 割烹着も自分で汚しをかけた、こだわりの衣装 もちろん藤井美保さんによる「くじらサヨナフ」日記も随時更新中 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/banchou/nikki_20/nikki20.html#nikki20_11 美保さんは初演から通してノリオの姉を演じてます。 天才肌の女優さんです。(うらやましいっ!) 誰しもが唯一無二の役者であるには違いないけれど、 それでも「唯一無二の女優」という冠を捧げずにはいられない。 そういえば、ずっと以前に「サヨナフ」が再演候補としてチラッと上がった時、 こずえさんは「この役は藤井美保さんでなくては。」 そんなことを言っていた記憶が。 今回、無事出演が決まってよかったですね、こずえさん 初演の頃、 『いま、なぜ永山則夫なのか』なんてふうに 時代の隔たりも聞こえていたのに 再び隣合せの世相が来ているふうに感じるのは私だけ? お芝居がリアルの世界に響き、 何かしらの架け橋になりますように。 おぐりんとこのブログから詳細、コピペでもらっとこ。 ******************************************* 「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 下村直裕(劇団大阪新撰組)
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時
2017年
①12月15日(金) PM7時30分 開演
②12月16日(土) PM1時00分 開演
③12月16日(土) PM6時00分 開演
④12月17日(日) PM2時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。
劇団チケット予約
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝
故 大竹野正典さんの
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。
******************************************* by 藍田マリン PR この記事にコメントする
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