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今年話題になったドラマのひとつに『カルテット』がありましたが、
今日はくじら企画『サヨナフ』における“カルテット”の面々をご紹介~ 『サヨナフ』にはニコイチならぬヨンコイチで奏でる賑やかなシーンがあって。 まず一番左に写るは秋月雁さんと共にくじら企画の屋台骨の一人、 戎屋海老さん。 いつもいつもフォトジェニックすぎて 気がつけば「海老さんばかり撮ってるやん」な時もしばしば。 今回もこんなだったり、こんなだったり、こんなだったりが撮れました “怪優”の称号をほしいままにしているような海老さんですが 普段はとってもシャイで口数も多くなく、 舞台を先に観た人は、その姿に内心驚くことでしょう。 そんな海老さん、 舞台がハネた後の打ち上げの時だけは、いつもすこぶる饒舌に。 海老さんがテンション高く、時に毒舌ふるう姿に 「ああ、海老さんは心底、本当に芝居が好きなんだなぁ」と なんだか私には感動に似た、込み上げてくるものがあるのです。 今回も振り切ってますyo 大阪新撰組から参加の下村直裕さんは多才で 俳優はもちろん、演出や作家や裏方もがっつり出来て頼りになる人 役割ごとに名前も使い分けていて、 え~と【下村直裕】【しもむらさんぞ~】【栖参蔵】【中島忠靖】 覚えきれん~ 私は“さんぞ~さん”って呼んでます。 “さんぞ~”は何仕様の時の名前なんやろか(??) 芝居についての会話の端々に 俳優以外のポジションからの視点があって さすがだな~と。 『サヨナフ』カルテット、大暴れの様相なのですが 元々体格のよいさんぞ~さん、ひときわ大きく見えます。大迫力です。 2枚目がくずれようと何らかまいません ご堪能ください お次は栗山勲さん。 くじら企画の男優陣を紹介する時、 シャイで口数少なく、、、と書くことが多いのですが 栗山さんだけは当てはまりませんのよ~。 “熱い男” きっと周りの誰もが異論なしでしょう。 今回はガードマンの衣装ですが こういったコスチュームがとてもよく似合います 後輩思いでね、 相談にのっている姿、よく目にしたり耳にしたりしています。 今回の『サヨナフ』男優陣では唯一初演から同じ役で出演。 ということは、大竹野さんの『サヨナフ』演出を肌に記憶している役者さんってこと。 お稽古では、初演・再演と今の『サヨナフ』を繋ぐ存在なのかも知れないな~って 思っています 一番右は九谷保元さん。 彼を撮る機会も、もう何度目かな 今回の九谷さん、どの写真も表情が愛らしく素朴で。 ほら。 シーンとしては“カルテット”な部分も多いけれど 九谷さんがしっかりと“個”の役作りしているから その役柄の人間性が知らず知らずにじみ出ているんだと思う。 本当の九谷さんもとっても優しい人ですよ~ 2年程前だったでしょうか。 大竹野作品の上映会を定期的にしていた頃、年末開催となったことがあって、 参加者の申込み少なく、私も参加できなくて、集客の心配してました。 後日、こずえさんから「まずますのお客さんが来てくれました」とメール そんな報告メールをもらったことがなかったので不思議に思っていたら 九谷さん、私がすごく集客の心配していたからメールで教えてあげたら、って こずえさんに言ってくれたようで。 そんな優しい九谷さんです。 カルテットの面々、一人ひとりの役にも要ご注目。 くじら『サヨナフ』カルテット、 シーンとしての写真がない分、 ぜひ想像膨らませて楽しみにしてください *******************************************
「サヨナフ」 ― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 下村直裕(劇団大阪新撰組)
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時
2017年
①12月15日(金) PM7時30分 開演 ※前売り完売
②12月16日(土) PM1時00分 開演
③12月16日(土) PM6時00分 開演
④12月17日(日) PM2時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。
劇団チケット予約
http://stage.corich.jp/stage/82469
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝
故 大竹野正典さんの
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。
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by 藍田マリン PR この記事にコメントする
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