× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名と役名が一緒なので、なかなかややこしい。 お稽古ログは基本的に 題名は『宮城野』 役名はそのまま宮城野だったり“宮城野”と書いてきています。 インターネットを見る限りでは 宮城野のキーワードとして 無償の愛、自己犠牲、原罪意識、マリア様、聖性と魔性、という言葉があるでしょうか。 矢代静一さんは敬虔なクリスチャンであったそうで。 何度か書いたように、この作品は 古くから愛され、上演され続けてきたお芝居なので 今回、観て下さった方々の中には、 他劇団で観たことがある方もたくさんいて 比較の感想もけっこういただきました。 宮城野の印象がだいぶと違う、とも言われたり。 前に書いたように リアリティ持ったり、シンパシー感じる部分や解釈も違うから 一人として同じ宮城野像はもちろんいないのだろうけれど。 私は特に何の予備知識も先入観もなくまず脚本に触れ、 違和感持たずに『宮城野』を受け入れたので、 基礎はわたしの引き出しからしか宮城野像が生まれていません。 だから、もしかしたら観る人によってはキーワードから受ける印象とはかけ離れていて 「全然違う!」とまで言い切られてしまうかも(そんな指摘が別段あったわけではないですが)。 でも、逃してしまっているたくさんのことに気付いてないだけ、 なんて言ってはいても、 自分たちの中で筋が通っていても、 また芝居というものは、それだけで足りるわけでは当然ありません。 本番終わって頂いた感想やアドバイスや批評やダメだし、 PR
そして彼は颯爽と次のお仕事でカンボジアへ旅立ったのでありましたー。 いってらっしゃ~い。 低予算の中、あらん限りのご尽力、 中林さんはおなじみJESUS FILMの中島監督 撮影は21日のゲネと本番の計2回。 1回につき4台、合計8カメ分(すごい)の映像編集。 通常、舞台のビデオは3分落ち、とよく聞きますが 損なったところ埋まってたりします。 噛んだところ、差し替えてくれてたり、、、しぃ~(笑) 私にとって、なんといってもお楽しみはエンドロールなんです。 舞台のダイジェストカット。 本当にいいシーン、いい顔、選んでくれます。 毎回実は、本編観るよりこの部分だけ観た方が いい芝居したような気分になれるんちゃう?と思ってしまいます(あかんやん)
ねっ、ねっ! いい芝居そうでしょ、画面観る限りは(笑) 肝心の、はじめて客観的に観た私達の『宮城野』については だいぶん近づいてきたお稽古ログの最終便で。 簡単な役なんてないけれど、、、 “矢太郎”は本当に難しい。 台本では行動原理や感情変化の導線が“宮城野”よりも遥かに見えません。 困った人や…。 二人の別れのシーン。 私は背を向けているので、 この時の矢太さんを写真で初めて見ることが出来ました。 見たらつい、宮城野が 「矢太さん、ありがとう」 恋心って説明つきませんね。胸いっぱいになりました。
Mitchiiが、そのうちホームページにギャラリー追加してくれるそうです。 最後の最後まで仕事しぃやな、Mitchii。
感想、劇評、ダメ出し、アドバイス、たくさんたくさんいただきました。
通常ラインをよく知らないのでわかりませんが アンケート回収率もよかった方なのでは? 最高の回は71%でした (あっこさん!いただいたアンケート袋に回収率が書いてあるということが、別の意味ですごいです!) アンケート書いていただいたからと言っても もちろんよい評価ばかりではありません。 ダメだしや違和感やアドバイスもたくさん。 知りたいのは本当のことですし、どんな意見も貴重です。 アンケートは真剣に見ていただいた証のようで、とても感謝しています。 人それぞれ、生まれた環境や歩んできた道のりが違うし 男と女でも、年齢によっても リアリティ持ったり、シンパシー感じる部分や解釈も違う、 というのは演じる側だけではなく、観る側にもいえることで。 同じ回、同じシーンで、同じことについて書いてある記述も 温度差があったり、見解が違ったり、様々でした。 ご来場下さった方々の約半数が演者どちらかの直接の知り合い、 そのまた半数くらいが演劇関係者でないプライベートのお友達や知人であったので たとえ無意識下であっても、 暖かく受け入れられる素地はあったのだと思います。 届いた感想は概ね好評ではありました 針金に味噌を塗ったようなホソこい二人には一見不似合いな “迫力”とか“圧倒”とか“エネルギー”なんて言葉たくさんもらったり、 “宮城野こわかった”とか(笑) だから、もちもちしゃべりは普段だけですってば。 記述やフレーズの中には 「これは確かに私が演じた“宮城野”!」 「私たちの『宮城野』!」 と感無量になる具体的なものもいただけました。(中にはつい、感涙したほどの! 原作を読んでみたくなった、映画も観て見たくなった、というのもうれしかったですし 「もう一度観てもよい」または「観たい」と言ってくださった方がいらっしゃったのもうれしかったです。 ひよっこマリンが敬愛する、小演劇界の首領からの返信メールに “偽りのない芝居”という文字を見た時には心がふるえました。 アンケートで、メールで、劇評で、ブログで、お手紙で、直接お会いして、 Yellow LOVE Marine『宮城野』についてお言葉をくださった皆様、 本当にありがとうございました。 本をイメージした 当日パンフと 前代未聞と言われた カラーアンケート(笑) by 藍田マリン 『宮城野』オフィシャルサイト あのぅ。 このブログに 気絶しそうなことが起こっているんですけど。 よおく見ると気がつく人は気がつきます。ほらほら 影武者、とかいないです、、、よね
条件的に観客動員の弱さは承知で打った公演でしたが
たくさんの方々が足を運んでくださいました 私はともかく、小劇場通なあっこさんや周りの方々がびっくりしていたので、 本当にたくさんの方々が来てくれたのだと思います いろんな情宣をきっかけに足を運んでくださった方々。 思いがけない劇評家・演劇関係の方々。 現在の、以前の、お芝居仲間のみなさん。 プライベートのお友達や知り合い。 他県からかけつけてくれました。 自分の職場にフライヤー貼って、お友達つのって連れてきてくれたり。 自分のお友達の引率で結果2回観劇となった友人も。 マリンプロデュースだからと2回きてくれた人。 演劇ぎらいを豪語なあの人。 今は生活の流れがすっかり違って、随分長く会えてなかった懐かしい顔。 小学校を皮切りに、学生時代からの親友達。 来れない人からも 初日開幕おめでとうメールや、届け物。 書いているとちょっぴり涙ぐんでしまいます ロマンチストでナルシストでセンチメンタルな性格なもんで だんだん、すっかり、友達自慢してますね。 藍田マリンの一大事。 支えてくれた人がいっぱい。 支えてくれた人の数だけ、私が支える側の人がいるわけで。 ぼやぼやしている暇はない、 そう思います。 さて、吉田トミー所属、中島監督さんのジーザスブログでは ジーザスファン向けの、『宮城野』千秋楽直後トミーくん秘蔵映像が公開中。 http://blog.livedoor.jp/a_jesus_film/ じゃあ、こちらは早々に中島監督からいただいていた、 正真正銘『宮城野』千秋楽直後インタビュー映像、 満を持しての公開といきませう 送り出しで観客の皆様と会った後のしあわせいっぱいのマリン&トミーです。 では、ぽちっとな♪ by 藍田マリン 『宮城野』オフィシャルサイト
体力、気力、精神力ギリギリ保ちながらの4ステージ。
プチなハプニングはそれなりに。 勢いよく立ち上がったシーンで2回、立ちくらみに踏ん張ったり。 勢いあまって着物のスソ踏んづけて、 おまけにツルッと滑って足がVの字に上がった回があったり (らしいです、後でサービスショットがあったね、って)。 アンケートに、あれは演技ですか?ならスゴイ、 と書いてくださった方がいましたがマジコケです ロクソドンタは楽屋が3階。 本番15分前に下りていき、スタンバイの段取りでしたが 何ステージ目か、さぁ下りようとした時、 私の足の裏に髪の毛ほどの細~い何かが刺さってしまい、イテテ。 なかなか抜けず、えらいこっちゃ!と猪岡さんは毛抜きを買いに走り、 その間に神原さんは私の足をひっ抱えて、 針でコヨコヨ格闘、みごと勝利を得て無事スタンバイできたり。 千秋楽。 いよいよ『宮城野』を演じるのも最終。 音楽が高鳴って、明かりが落ちていく中で 板付き(明かりが着いた時、役者がすでに所定の場所にいること)でスタートのトミーは 気合いの一瞥を私に投げかけ、暗闇に消えていきました。 明かりが入って私、出陣。 びっくりたまげましたー! トミーがっ! トミーがぁーっ!! …いつもと違う場所にちょこん。 「えええーっそこぉーーーーーーっ」 トミーと私の座り位置が逆だと、ひじょーに不都合満載です! 一瞬あせくりましたが、台詞言いつつ、なんとかウマいこと定位置に。 なんでも演出曰く、 怪我の功名この千秋楽は一番出だしがが柔らかくてよかったとか(笑) 正解バージョン 番外編 初日、ゲネの後 猪岡さんがトミーにダメだし。 宮城野を抱きしめるところが弱いと。 「俺と神原さんでやるから、見てろっ」 ~神原宮城野&猪岡矢太郎劇場~ 猪「なら…宮城野ぅ~」 ダダダ ぐぁしっ 神「ぐぇ」 ~完~ 猪氏のたくましい腕が神原さんの首をつるし上げ。 神原さん、危うく命を落としかけ なんて一幕劇ならぬ一コマ劇もありました こんな具合に、後で楽しい笑い話にできる 程よいハプニングには見舞われつつも (私がカミカミ大王だったり、笑えないこともありましたが) 無事に全公演終えることが出来ました。 本番を迎え、幕が上がり、下りること。 当たり前のようで、 きっと赤ちゃんがこの世に生まれるくらいの奇跡に守られないと無理なこと。 やり遂げさせていただいて 心から感謝しています。 by 藍田マリン 『宮城野』オフィシャルサイト
今回衣装で入ってくださった神原さんが選んで下さった衣装。
宮城野の着物は印象的な大柄・紫。 中の襦袢は女郎定番?とでもいいましょうか、朱色で。 着物は、最初は別のものでしたが、私が演じる宮城野を観てこちらに差し替え。 襦袢はかなり間際まで2転3転。最終的には演出の希望で朱の長襦袢。 髪型は江戸時代にこだわらず、ポップに。神原さんオリジナル。 矢太郎は、あまりに細い体の線をカバーできる利点もあり、な半纏つき。 ちなみに神原さんは『宮城野』の衣装で裏に入るのは2度目だそうです。 二人とも舞台で暴れ倒すものですから (←この通り・笑) お芝居が終わる頃には着崩れ甚だしく、 目も当てられない感じ 多少のことなら、 着慣れていない私でもそれなりに直せるんですが 無意識に直せるくらい所作が身に付いていないと どうにもこうにもオッつかない暴れん坊で でもトミーなんぞは本番大分マシだったんです、アレでも。 稽古中は神原さんでなく、トミーが自分で着付けるから最初からグダグダモード。 緊迫シーンでスックとトミーが立ち上げると 腰周りの細さをカバーするために巻きつけたタオルがすっかり見え 前ははだけてスカートのように両裾が広がっているという… 神原さんが「楽屋裏まで見せるな~っ」 本番はマシだったと言えど 増員スタッフに呉服屋のご子息がいまして 「もうちっと何とかならんかったんか…」 と嘆かれてしまいました。 面目ないですぅ… by 藍田マリン 『宮城野』オフィシャルサイト |
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