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宮城野の日々
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第四夜『サヨナフ』無事終わりました。

もしかして
もしかして
【夜会】知名度も上がってきて浸透中emoji

ってうれしくなるくらいご来場いただきましたemoji
ありがとうございますemoji

『屋上のペーパームーン』の時とは打って変わって
上映が終わるとシーン…。


“パラレルワールド”
並行して存在する別の世界って、
普通に、人間の意識で形成されていまここに在る、と思いました。

―――もう一度私達と一緒に考えてみてください お互いに生きられる道は両者が己れの生き様の中から 共に意識を高め それぞれが誤りを認め合った上で 犯罪の真の原因を究明し 市民とルンプロが反省 共立することにあると考えております―――

終盤の男(永山)の台詞に、自分の誤りを見透かされたような気持ちになりました。
自分の誤りは何かよくわからないのに、誤っている自覚はあったりで。神妙。


クレジット場面ではキャストに続き

~小道具…秋月雁~

なんてシレ~ッと流れるのもくじら企画のおそろしいところ。
俳優が憧れる俳優、雁さんは実はとっても器用で
サヨナフでは火花散るピストルや、石つぶてまでも雁さんの力作。

「小道具持ってきて披露しようと思ってたのに忘れてしまいました~」
とは、懇親会でのこずえさん。
(いやいや、もっと重大な大物忘れましたよねemoji
私、笑いをかみ殺して聞いてました。



さて、13日は我らが秋月雁さんが主役を務める『密会』ですemoji
私が初めてくじら企画に出演させていただいた作品でもあります。
顔合わせの日のスケジュール帳には

なんかすごいんでねーの?
ええんか?オラで…。

と書いてました(笑)

追悼公演版でなく、2004年の再演版の上映です。
再演といっても初演のような、説明がややこしい作品。
再演だけど新作みたいに全く違う作品になったから。

犬の事ム所時代の作品『密会』
ウイングフィールドの再演博に向けて改訂を。
初演版を踏まえた新しい『密会』執筆に取り組み始めました。

お稽古始まって2ヶ月が過ぎ、少しずつ少しずつ増えていく台本も

ようやく半分くらいには到達していたでしょうか。

新年をまたぎ、さぁ2月の本番に向けて気合入れていきまっしょいemoji

みんな、鼻息荒く意気込んで新年初稽古に臨んだ日。

「こっちの方が絶対、おもしろいからっemojiemojiemoji


より鼻息荒く、数枚の原稿用紙をひっさげた大竹野さんが現れたのでした。


原稿用紙、数枚、、、emoji

ああ、愛しい厚みを帯び始めていた『密会』さん、さようなら。
かくて、安部公房の“密会”と深川通り魔殺人事件を融合させた初演版『密会』から
深川通り魔殺人事件に焦点をあてた『密会』執筆ががスタートしたのでした。

本番までひと月ちょいemoji

台本書くところからemoji
怒涛のような日々でしたemoji

「こっちの方が絶対、おもしろいからっemoji

そういい切っていた大竹野さん。
新生『密会』は、“一番よく書けた作品”と本人が後々自負するものとなりました。
11月13日、PM7:30~ パシフィックシアターにて。
どうぞ、お見逃しなく。

こずえさ~ん、DVD忘れないでね~。
あ、言っちゃったemoji

詳細情報はくじらfacebookでemoji
https://www.facebook.com/kujirahonkaigi



余談ですが、途中まで出来ていた再演版『密会』

こちらもとてもおもしろく、
私は初演版『密会』に出てきた“溶骨症の少女”“乳母車を押す主婦”の2役でした。
メインは“溶骨症の少女”の役で、もうたくさん台詞も書きあがっていて。

その中でとても印象に残っている「お堀の中でヘドロにまみれて眠っていた子象emoji」の話。
マッチで燃えた子象emojiの話。
あれは元ネタみたいなのがあったんかなぁ~。
読み返すと、ドラマMOZUに出てくるオメラスの少年が浮かぶようなお話。
大竹野さんの台本は本当に魅力的だ。
あの台詞は舞台で言ってみたかったな~。

ちなみに私に書いてくれた台詞とは細部に少し違いがあるけれど、

子象emojiの話は初演『密会』で、
こずえさん演じる溶骨症の少女がドラム缶の中から顔出して言ってます。
初演版『密会』ももちろんDVDありますよ~。
ご興味ある方は是非emojikujira@dsk.zaq.ne.jp(くじら企画)まで。

と、DVD販売にも余念がない営業員マリンでしたemoji


追悼公演時の写真が手元にあるからちょっと載せてみる?
石川さんが場当たりか何か?で撮ってくれたもの。
鈴美さんのブルーの照明が“月光”のメロディーと相まった一場面。


そして追悼公演時のパンフ。2004年時と全く同じ、フルオリジナルキャスト。 




by   藍田マリン
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