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宮城野の日々
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一週間、切りました!ということで、
今日はYellow Love Marine演出、猪岡さんが
役者として出演する舞台のご案内。

参加される、アートユニットENは
『宮城野』の題字を書いていただいた遙華さんや
カメラマンtakoraさんも所属する団体。

私も一昨年の“言葉の遊戯”というイベントでENに参加させていただいたことがあります。

そのイベントでは
今のENスタイルの元となったとも言える、演劇×日本舞踊×書×楽器のコラボレーションを。

私は演劇担当、
前にもちょこっと書きましたが、『宮城野』を参考に小梅さんが書いた10分程度の一人芝居をしました。


もちろん今回は本格的な舞台。
スケール大きい公演です。

猪岡さんの役者姿はもとより
書家・遙華さんのダイナミックなパフォーマンスも観られます。

猪岡さんは山賊役だそう。

凝視して、日頃のダメだしのお返しをいっぱいしてやる~(笑)

以下、ENサイトより~



EN第二回公演『SALOME』

■日時
2008年2月2日(土)19時開演
     2月3日(日)14時半開演,18時半開演
■料金
前売・予約・チラシ持参2,000円
当日2,300円
■お問合せ
sakiyama@wa-EN.net
090-3702-4468(崎山)      
■会場
一心寺シアター 倶楽
〒543-0062 大阪市天王寺区逢阪2-6-13 一心寺シアター 倶楽    
※天王寺駅正面口より北(右方向)へ谷町筋を徒歩8分。
※地下鉄御堂筋線・谷町線天王寺駅
御堂筋は⑤出口、谷町線⑥番出口(あべちか 一心寺・四天王寺方面)を出てまっすぐ谷町筋を北へ徒歩8分
※地下鉄堺筋線-恵美須町駅
②番出口を出て左折右手に通天閣を見ながら直進、天王寺動物園を過ぎると一心寺が見えます。坂道を登り、一心寺山門の横道を右に曲がって50m。駅より徒歩7分

■出演
藤崎小梅、山本拓平、猪岡千亮、岩橋功
■音楽
万響~Mayula~(三味線)、伊藤美穂(篠笛)、中村友紀(のこぎり)
■書 
田面遥華
■切り絵
満田享
■特殊効果
崎山慎(GIMMICK)
■照明
山中孝彦、加納川崇史(大阪共立)
■音響
田中雅弘(ボス)
■宣伝美術
清水綾乃、

■内容
ENの第二回公演“SALOME”は“DOJYOJI”に引き続き、今回も演劇×日本舞踊×書×和楽器の生演奏というスタイルで上演されます。
オスカーワイルドの戯曲『サロメ』と坂口安吾作の『桜の森の満開の下』をベースに新たな解釈を加えENの“SALOME”が誕生します。
サロメをとりまく3人の男と純粋な欲望。
舞台に流れる三味線と篠笛の音色が幽玄の世界へと誘います。
ENの“SALOME”で非日常な一時をお楽しみください。
 
■『EN』URL/http://wa-EN.net
■『EN』コミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1181125


by 藍田マリン
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先週末に劇団酔族館
『終わった恋を乗り越えるために不発弾にしてもいいことしてはいけないこと』(なっが!)を観てきました。

出演されてる印藤晃一さんは律儀な方で
数年前に劇団ARK「夏の夜の夢」で共演させて頂いて以来、
私の舞台をかかさず観てくださっています。
もちろん私も、最重要芝居の一つに登録していて可能な限り観劇。

「印藤さんはお芝居が本当に好きなんですね」というと

「わし、芝居きらいやねん」

って答える天邪鬼なおじさまですが、いつも舞台の上で楽しそうで楽しそうで。


ふと、いつまでお芝居続けられるんかな…という不安にかられることがありますが
先輩方のパワー溢れる舞台を見る度に、希望いっぱい元気いっぱい。
いつまでも、背中を見せ続けていただきたいです。

パワー数珠繋ぎ。

私は誰かのために何かをできるような人間ではないけれど、
『宮城野』の舞台が、誰かの何かに触れ、どんな形かで繋がってゆくと幸せだなぁ。



酔族館さんのお芝居を拝見するのは、もう何回目でしょうか。
戦争にこだわって、作品を作りつづけている劇団です。

神原さんの作品にも、数多くの戦争物。
私も何作品か経験させていただきました。

物語。

フィクションの中だって確かに大勢の方々の背中が見えます。

酔族館さんのパンフレットにあった、主宰の方の言葉を受けて
『花野の野守り』というボルネオを舞台にした戦争物に取り組んだ時の
DMに書いた一文を思いだし、約束されたことでない今日の平穏を感謝してみたり。



「戦争物をやるにあたって、
毎回役づくりの為に色々見たり読んだりするわけですが、
戦争のない日本の礎となった人達の人生には、本当に胸が詰まります。
そして世知辛い世の中ながら、
こうして好きな事を続けられている自分の幸運を思わずにはいられません。
手に入れている幸運は、とても日常に埋没しやすいものですが、
何度も何度も掘り起こしながら感謝し続ける事が、
多くの不運に見舞われながら、歴史を築くことになった人達の人生に対して、
自分ができるたったひとつの鎮魂でしょうか。報いでしょうか。
そして、こうして手中にあるものの輝きを見つめる時間が、
明日もまた心豊かにひたむきであれる礎となりしことに、感慨いるマリンでありました」


by 藍田マリン



昨日のNHK番組は、女性の映画監督にスポット当てたドキュメンタリー。


吉原遊女、女性映画監督、といえば「さくらん」の蜷川実花さん。

映画「さくらん」は観ていないけれど、

かつて吉原遊女の役が巡ってきた時に、

共演の吉武さんが「参考になるかも」と

原作の安野モヨコさんの漫画本を貸してくれたので内容は知っていたし、

蜷川実花さんのパッションな写真はもともと大好きなので、

その辺りも手伝って、興味深く見ました。



「さくらん」に出てくる世界は豪華絢爛で、いうなればエリート遊女たち

下級遊女の宮城野の住む世界とはまた違うけれども、

“女の心意気”みたいなものは、宮城野だって負けずとも劣りません


インタビューには、江戸時代の特殊な世界に取り組んだ蜷川監督さんの、その言葉に通じる、

時代背景を超えた普遍的な女性を描いた、みたいなコメントがありました。

『宮城野』にも“超えられるもの”はたくさんあると思っています。



初監督で周りの方々からたくさんの助言があったよう。


「何を聞いて、何を聞かずに守り通すか―――」


見終った後、この一言がずっとリフレインしてました。



※写真は神原組『傾く満月』での灯し火太夫。
当時金髪であるも、そのままでOKだということで、なかなかナウい(←死語)花魁
ちなみに吉原一の売れっ子でしたー。


by 藍田マリン

水曜日のレディースデーにレイトショーに行きました。

『自虐の詩』。

ハードスケジュールで疲れが溜まってるから
少し休んだ方がよいとは思いつつ…、
原作マンガが大好きなので(特に熊本さんが好き!)奮起して。
主人公の幸江さんが、どこか宮城野的要素を感じる人でもあったし。

それに、
4コマ漫画を映画に!?いったい、どんな風に!?
という、素朴な興味。

色々笑えるところがあったけど、
幸江さんとイサオの馴初め回顧シーンのイサオが
この間、大阪新撰組のさんぞーさんが演じていた、
ニヒルな演出家とそっくりだったことが
個人的に一番のツボで、だいぶんと楽しかったです。

さんぞーさんて、阿部寛似だったんだ。大発見!

あーなんてマニアックな感想なんだ…


実のところ、なんだか
あまりに漫画がしっかり頭に根付きすぎていて、
なんというか純粋に一映画としてだけの感想が持てなくて、
うまくまとめられない感じ?

もし原作を知らずに観ていたら、どんな風に見えたのかな~。

とても印象に残ったのが、
阿部寛さん演じるイサオがうつぶせに寝ている体の形とか、
本当に漫画と一緒で、そんな箇所が何箇所か目に付いて、
『自虐の詩』にすごく愛情深い人がつくったんだな、と思いました。

オフィシャルサイトを覗いて見ると、
やっぱりすごくすごく思い入れのある方がつくったようで。


『自虐の詩』を映像化する、とのうわさを聞き、
矢も盾もたまらず 映像化権をとりにうかがったのだそう。



「あの名作は、本当にあの作品を
愛している人が作らないと、
駄目なんだ。と、勝手な思いあがりで
プレゼンに臨んだものの…」



プロデューサー 植田博樹さんが
山あり谷ありな約4年を乗り越えて、出来上がった作品。


いろんなエピソードを読むと、
今、制作途中の自分の想いになぞらえて、じ~ん


by 藍田マリン



お芝居の公演日といえば、ほとんどが週末。

私にとって土日は一番都合つけづらい曜日だったりする

金曜日は比較的大丈夫な日が多いけれど、

けれど、土日の次にやはり都合がつきづらい曜日だったり

平日真っ只中のお芝居が一番よいんだけどな~。

今日はそんな月曜日が千秋楽の

流星倶楽部さんを観劇に行ってきました。


流星倶楽部、まずこの劇団名が素敵ですね、ロマンチックで

もちろんお芝居も素敵でしたよ。


最近は「勉強、勉強」とばかりに

知らず知らずに肩に力が入って、お芝居をいろんな視点で“観察”気味だったかも、

なんて、ふと思いました。


今日は、すごくすごく素直に、ただ物語に入って観ました。

照明も音響も、最小限に抑えた感じだったこともあるでしょうが、

やっぱり役者さん二人の力が大きかったと思う。

言葉も、気持ちもしっかり届いてくるお芝居だった。

家まで持って帰れる、印象深い台詞もあった。



そう『ドロップス』は『宮城野』と同じく二人芝居。

『宮城野』も、観てくれる人をそんなふうにすっぽり物語にいざなえるような

役者芝居を目指したい。


by 藍田マリン

昨日は文楽を初体験しました。
 
 
10月の中旬にも真由さんの展示会があって、
ギャラリーがお初天神さんの近く。
 
帰りの道すがら、惹かれてお参りしました。
 
「お初さんも遊女。宮城野の心と通じるものがあると思います。
どうか、応援してください」
 
ぱん、ぱん。
 
拍手は何回やったかしら?
説明読みつつ、お祈りしました。
 
それから程なくして、 観劇に行った会場の
最寄り駅には国立文楽劇場の案内が何枚も。
 
ふと目に留まったのは、少し前、
日経新聞で、人形遣い吉田蓑助さんの
「私の履歴書」というコラムを興味深く読ませていただいていたから。
 
演目の一つに「曽根崎心中」
 
あ、お初さん。
 
 
そして観劇に行った先の挟み込みにも
劇団ファントマさんの「曽根崎心中」のフライヤー。
 
 
なんだかお初さんに呼ばれている気がして
無理無理スケジュールあけて、文楽初体験となったのです。
 
感嘆のため息。
思うところ、たくさん。
すごい機会に恵まれました。
 
それにしても、日本の芸能は素晴らしい
芸に生きる方々のかっこよさには心底痺れてしまいました。
by 藍田マリン
昨日

演団劇箱…お手やわらかに 『天空の書架』


今日

トランスパンダ 『ひとつでもいい』


週末

劇団浮狼舎 『風花の森』


うーん、スケジュールがぎゅうぎゅうのつんつめつん!

相手役、吉田トミーくんとはお芝居の交友関係、かぶってる部分が多いので

「宮城野」が決まってからは

観劇に行く公演が同じな時は、なるべく一緒に行ってもらってます。

一緒に観ると、シーンの詳細もまだはっきり残っている帰り道に

感じたてホヤホヤのことを宮城野に絡めながら話せて、てっとりばやいんです



今日のトランスパンダさんは生憎、ひとり観劇。

恋愛モノだったので、これこそ一緒に観たかったなー。

茜さんの作品が、恋愛ジャンキーと言われている意味がよぉくわかりました。

もちろん「宮城野」とは、まーーーーーーったく違う雰囲気のお芝居。

でも、いつの世も色恋は普遍です。

お手本にしたいところがたくさんあって、とても勉強になりました。


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