× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 くじら企画、月曜日から小屋入りしていて、すでに仕込みも万端な模様
私も昨日はウイングフィールドに おおお~すっかり舞台も完成していてテンションアップ さて、歌とダンスは不得手との定評があるくじら企画 そんな評判を吹っ飛ばせぃっとばかりに 今回は歌の先生が指導に当たってくださってます 昨日は最終指導に来てくださってました まずは前回までの練習の成果を披露する面々。 初めて聞く私は 「く、くじら企画ではないっ」 すでに聴いたことがないクオリティでした(当社比) そこに先生の新たな指導が入ります 先生、かっこいい~ みんなでアドバイスを実践中。 さらに先生、いろんな比喩を駆使して、 わかりやすく、体現に持ち込みます。さすがっ 「ティッシュを1枚取るように~」とかね 「うんこ踏んだ時の“う”!」とかね 私なんぞは、心の中で(うんこ踏んだ時の“う”~っ)と 幼稚園児なみのハイになりましたが、 みんなはクスリともせず、真剣でした(メ、メモっている) 先生のおかげで 聴いていると涙が滲んでしまうような素敵な歌になってます ありがとうございます 歌の後は時間の限り、通し稽古。 こずえさんの千本ノックを受けたらしい、 『サヨナフ』カルテット衆、パワーアップがハンパなかったです みんなのガツガツな吸収力を見ていると、 残された本番までの少ない時間で、 まだまだ昇っていきそう 皆様、どうぞお楽しみに *******************************************
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 下村直裕(劇団大阪新撰組)
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時
2017年
①12月15日(金) PM7時30分 開演 ※前売り完売
②12月16日(土) PM1時00分 開演
③12月16日(土) PM6時00分 開演
④12月17日(日) PM2時00分 開演 ※前売り完売
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。
劇団チケット予約
http://stage.corich.jp/stage/82469
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝
故 大竹野正典さんの
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。
*******************************************
by 藍田マリン PR おぐりんが【サヨナフ 予告編3 】を発表していたので
連続投稿。 本番目前、きっと疲れもピークだろうにがんばるなぁ! 私の撮った写真もちょこっと登場(ってか、私も一瞬登場している) ぜひ観てください。 相変わらずブログの更新も積極的な、おぐりん。 先日は【永山の母、ヨシさんについて少し #サヨナフ】という題名の記事を書いています。 『サヨナフ』は本当にあった事件が題材。 芝居といえど、どの方向を向いても苦しみ深い物語で 私は役者紹介は書けても、なかなか物語に踏み込めなくて。 彼女が演じる母親の壮絶な人生の一端が書かれているので 読んでみて下さいね。 http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52141702.html おぐりんの手にした資料の中には、私の所持する本もあったりします。 それは堀川 惠子さんが書いた『永山則夫 封印された鑑定記録』。 『サヨナフ』の芝居には登場しないけれど 私は、永山さんのお父さんについて、とても気になって仕方ないことがあるので 少し、ここに書きとめておこうと思います。 永山さんのお父さんは腕のよいリンゴの枝の剪定師だったようですが お酒を飲んで暴れたり、博打にのめり込んだりで、行方をくらませ、 最終的には行き倒れで亡くなっています。 そんなどうしようもない父親を絵に描いたような人物だったようですが、 上の兄弟が持っている父親の記憶には家族らしい良い思い出もあり、 どうも下の兄弟たち(則夫さんは8人兄弟の7人目の四男)に残る父親像とは 違いがあるようだとその本にはありました。 特にその部分はクローズアップされていませんでしたが、 上の兄弟と下の兄弟の間にあったのは【戦争】です。 兵隊として出征して生きて帰ってきたお父さん。 “PTSD” そんな単語が頭に浮かび、消えません。 『サヨナフ』のお芝居には直接関係ないんですけどね。 動画には及びませんが、私も情宣画像を作ってみましたよ。 後はここに写るお二人、 秋月雁さんと森川万里さんの紹介ですね。 また、時間見つけて更新します 12月7日の毎日新聞夕刊に『サヨナフ』の記事を掲載したいただいたようです。 こちらもぜひ読んでみてください。 https://mainichi.jp/articles/20171207/ddf/012/200/005000c ******************************************* 「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 下村直裕(劇団大阪新撰組)
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時
2017年
①12月15日(金) PM7時30分 開演 ※前売り完売
②12月16日(土) PM1時00分 開演
③12月16日(土) PM6時00分 開演
④12月17日(日) PM2時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。
劇団チケット予約
http://stage.corich.jp/stage/82469
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝
故 大竹野正典さんの
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。
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by 藍田マリン
今年話題になったドラマのひとつに『カルテット』がありましたが、
今日はくじら企画『サヨナフ』における“カルテット”の面々をご紹介~ 『サヨナフ』にはニコイチならぬヨンコイチで奏でる賑やかなシーンがあって。 まず一番左に写るは秋月雁さんと共にくじら企画の屋台骨の一人、 戎屋海老さん。 いつもいつもフォトジェニックすぎて 気がつけば「海老さんばかり撮ってるやん」な時もしばしば。 今回もこんなだったり、こんなだったり、こんなだったりが撮れました “怪優”の称号をほしいままにしているような海老さんですが 普段はとってもシャイで口数も多くなく、 舞台を先に観た人は、その姿に内心驚くことでしょう。 そんな海老さん、 舞台がハネた後の打ち上げの時だけは、いつもすこぶる饒舌に。 海老さんがテンション高く、時に毒舌ふるう姿に 「ああ、海老さんは心底、本当に芝居が好きなんだなぁ」と なんだか私には感動に似た、込み上げてくるものがあるのです。 今回も振り切ってますyo 大阪新撰組から参加の下村直裕さんは多才で 俳優はもちろん、演出や作家や裏方もがっつり出来て頼りになる人 役割ごとに名前も使い分けていて、 え~と【下村直裕】【しもむらさんぞ~】【栖参蔵】【中島忠靖】 覚えきれん~ 私は“さんぞ~さん”って呼んでます。 “さんぞ~”は何仕様の時の名前なんやろか(??) 芝居についての会話の端々に 俳優以外のポジションからの視点があって さすがだな~と。 『サヨナフ』カルテット、大暴れの様相なのですが 元々体格のよいさんぞ~さん、ひときわ大きく見えます。大迫力です。 2枚目がくずれようと何らかまいません ご堪能ください お次は栗山勲さん。 くじら企画の男優陣を紹介する時、 シャイで口数少なく、、、と書くことが多いのですが 栗山さんだけは当てはまりませんのよ~。 “熱い男” きっと周りの誰もが異論なしでしょう。 今回はガードマンの衣装ですが こういったコスチュームがとてもよく似合います 後輩思いでね、 相談にのっている姿、よく目にしたり耳にしたりしています。 今回の『サヨナフ』男優陣では唯一初演から同じ役で出演。 ということは、大竹野さんの『サヨナフ』演出を肌に記憶している役者さんってこと。 お稽古では、初演・再演と今の『サヨナフ』を繋ぐ存在なのかも知れないな~って 思っています 一番右は九谷保元さん。 彼を撮る機会も、もう何度目かな 今回の九谷さん、どの写真も表情が愛らしく素朴で。 ほら。 シーンとしては“カルテット”な部分も多いけれど 九谷さんがしっかりと“個”の役作りしているから その役柄の人間性が知らず知らずにじみ出ているんだと思う。 本当の九谷さんもとっても優しい人ですよ~ 2年程前だったでしょうか。 大竹野作品の上映会を定期的にしていた頃、年末開催となったことがあって、 参加者の申込み少なく、私も参加できなくて、集客の心配してました。 後日、こずえさんから「まずますのお客さんが来てくれました」とメール そんな報告メールをもらったことがなかったので不思議に思っていたら 九谷さん、私がすごく集客の心配していたからメールで教えてあげたら、って こずえさんに言ってくれたようで。 そんな優しい九谷さんです。 カルテットの面々、一人ひとりの役にも要ご注目。 くじら『サヨナフ』カルテット、 シーンとしての写真がない分、 ぜひ想像膨らませて楽しみにしてください *******************************************
「サヨナフ」 ― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 下村直裕(劇団大阪新撰組)
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時
2017年
①12月15日(金) PM7時30分 開演 ※前売り完売
②12月16日(土) PM1時00分 開演
③12月16日(土) PM6時00分 開演
④12月17日(日) PM2時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。
劇団チケット予約
http://stage.corich.jp/stage/82469
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝
故 大竹野正典さんの
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。
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by 藍田マリン
あっという間に来週末は本番ですよ~
諸々の準備も加速度的に というわけで 今回も写真係の『大人になったピノコ』は当日パンフ用の写真撮影に行ってきました。 (※くじらstaffの方のツイッターで鈴美さんが私のことをそう呼んでいた・笑) 詳細をまだ聞いてなかったので デザイナーのオットーさん到着まで、とりあえずピン写真撮ったり。 くじら企画のパンフは、通し稽古の最中に 一人ずつ狙って撮った写真を組み合わせるパターンが多いのですが どうやら今回はちょっと違う雰囲気にするみたいですよ~。 お楽しみに さて、オットーさんが到着するまでに撮影した写真がお蔵入り決定なので ここに役者一覧で乗せとこ。 じゃーん 総勢8人の豪華キャスト 前回見学した時はお休みが多くて観れなかったシーンもたくさんあったけど 今回はガッツリ全容観ましたよ。 …と言ってもずっと役者陣それぞれの抜き写真撮ってましたから 観たような観なかったような、、、なんですけどね。 こんな迫力のシーンも立ち上がってきていました。 このシーンでは
写真を撮りながらも芝居の世界に取り込まれてしまい、 以降、いたたまれなさから逃れ切れないままでした。 主人公・ノリオの雁さんと大格闘しているのは 母親役のおぐりん(小栗一紅さん)。 写真や動画、ばんばん撮って「サヨナフ」情宣もがんばってます。 おぐりん作・動画 彼女のブログもがんがん更新中~ http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/cat_50024065.html 参考資料や文献もたくさん読んで奮闘している様子。 そこから知ったこと感じたこと、あの時代のエッセンス、etc ぎゅ~っと抱きしめて役に馴染ませて、ぽ~んと弾けてます。 割烹着も自分で汚しをかけた、こだわりの衣装 もちろん藤井美保さんによる「くじらサヨナフ」日記も随時更新中 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/banchou/nikki_20/nikki20.html#nikki20_11 美保さんは初演から通してノリオの姉を演じてます。 天才肌の女優さんです。(うらやましいっ!) 誰しもが唯一無二の役者であるには違いないけれど、 それでも「唯一無二の女優」という冠を捧げずにはいられない。 そういえば、ずっと以前に「サヨナフ」が再演候補としてチラッと上がった時、 こずえさんは「この役は藤井美保さんでなくては。」 そんなことを言っていた記憶が。 今回、無事出演が決まってよかったですね、こずえさん 初演の頃、 『いま、なぜ永山則夫なのか』なんてふうに 時代の隔たりも聞こえていたのに 再び隣合せの世相が来ているふうに感じるのは私だけ? お芝居がリアルの世界に響き、 何かしらの架け橋になりますように。 おぐりんとこのブログから詳細、コピペでもらっとこ。 ******************************************* 「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
ウイングフィールド提携公演
■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
秋月雁 戎屋海老 九谷保元 栗山勲 下村直裕(劇団大阪新撰組)
藤井美保 小栗一紅 森川万里(桃園会)
■場所
ウイングフィールド (心斎橋)
TEL 06-6211-8427
■日時
2017年
①12月15日(金) PM7時30分 開演
②12月16日(土) PM1時00分 開演
③12月16日(土) PM6時00分 開演
④12月17日(日) PM2時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 2800円
■当日精算券 2800円
■当日券 3000円
■中高生券 1500円
※受付開始・開場は開演の30分前です。
劇団チケット予約
■スタッフ
舞台監督 谷本誠
照明 林 鈴美
音響 大西博樹
小道具 柴垣啓介(劇団ひまわり)
制作 秋津ねを(ねをぱぁく)
製作 塚本修 後藤小寿枝
故 大竹野正典さんの
2005年に書いたチラシの文章
「サヨナフ」
― ピストル連続射殺魔ノリオの青春 ―
三年前の夏、私はこの作品を書くに当たって、永山則夫に関する書物をむさぼり読んだ。
しかし、その世界に 耽溺する程、彼の存在が、生々しい肉となって立ち現れ、私は日夜彼の亡霊にうなされ、悩まされ続けた。
深入 りすればする程、永山則夫が嫌いになる。彼がもし隣人であったなら、出来うる限り彼を避け、傍に近寄る事な ど無かったであろう。
彼と暮らしたあの夏(本当にそう思っている)を、今でも時々思い出す。背筋に怖気が走る。
一ヶ月練習した 書きかけの台本を破り、役者の迷惑も顧みず、私は七転八倒した。
本番一週間前にかろうじてあがった台本に、 私は不安と恐怖を憶えた。
永山則夫よ、この芝居は少しでも君という人間を伝えられただろうか?過酷過ぎる人生を送った君の純真と矛盾を、少しでも表現できたのだろうか?
私の背中に永山則夫がピストルを突き付けて立っている。
私はしかし、脂汗をかきながらも、これが私の芝居 なのだと開き直り、射殺までのテンカウントを数えている。
******************************************* by 藍田マリン
さて、くじら企画。
12月公演のお稽古見学に行ってきました。 演目は連続射殺事件で死刑となった永山則夫さんの事件を題材とした作品『サヨナフ』 2002年9月に初演、2005年3月に再演、今回は再々演。 今回の公演、私には今までにないドキドキが それは『主人公がオリジナルキャストでない』 これです 大竹野さん亡き後、追悼公演を皮切りに くじら企画作品、犬の事ム所時代の作品、数々の再演を打ってきました。 新しいキャストを迎えての公演は数あれど、 犬事ム作品をさておくと、くじら企画作品で主人公がオリジナルキャストでないのは初めて。 くじら企画時代に入ってからのご縁の私にとっては、 今回の公演は『冒険』の作品なのです 初演、再演で主人公ノリオを演じていた風太郎さん、少年時代の川田陽子さんに代わり、 今回は秋月雁さん(左)、少年時代を森川万里さん(右)が。 どんな仕上がりになるか、すごくドキドキします。 ダメだしに苦悩する雁さん。 私はあんまり見たことない光景。 実は雁さんの希望で演目が『サヨナフ』に決定した部分が大きいのですが、 「なんで言うたんやろ???」 と本人が漏らしているらしいとのうわさも 男優も女優もみんなが憧れる雁さんが、七転八倒しながら掴み取るノリオになりそうです 乞うご期待 万里さん演じる少年、ノリオへの期待度も写真を見れば、おのずと高まるのでは 乞うご期待 みんなであーだこーだと知恵を絞って見栄えを追求中~ 帰り道、初くじら出演となる大阪新撰組の下村直裕さんに聞いてみました。 「どうですか?初くじら」 先輩方とできるのが嬉しいと、まずはくじら初出演者感想あるある第一位なご回答(笑) そして その先輩方が、地道に地道に汗をかいて芝居を創っていく姿に感嘆していました。 そうなんです。 いつ何時も、一所懸命に芝居に真摯に向き合っているレジェンド俳優陣の姿に 私も毎回感動するのです 天才女優、藤井美保さんの文才光るくじら企画稽古日記も始まってますよ~ “待ってました”の掛け声が聞こえてくる、知る人ぞ知るくじら稽古日記です 読んだことのない、貴方 ぜひ訪問してみてくださいっ 番長会議/影番・バービー藤井の怖いもの知らずトーク!『番長日記』 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/banchou/miho_room.html 母親役で出演のおぐりん(小栗一紅さん)が 宣伝動画作ってます。 まだまだ出てきそうですが、いまある2本、貼っておきますね 『サヨナフ』予告編1 青春映画風 『サヨナフ』予告編2 by 藍田マリン 3月の“一緒に読んでみよう”『愛の棲家』は ゲストに田口哲さんと条あけみさんが来てくださったこともあり 大変盛り上がりました 皆々様、ありがとうございました さて、“一緒に読んでみよう”シーズン5もいよいよ最終章。 4月は『サヨナフ』です。 『サヨナフ』は二度目の登場 それには理由があるのですよ~ 今年の12月にくじら企画での『サヨナフ』舞台上演を予定しているので その前に皆さんと『サヨナフ』を共有できる、 それはそれはのたのしーい機会なんです 『サヨナフ』は 拳銃による 連続殺人を起こした永山則夫さんの事件が元になっています。 前回の“読んでみよう”でのテキストだった際や 映像上映会のご案内時等、何回このブログに登場したでしょうか。 短いスパンで紹介しているにもかかわらず、 登場する毎に、ぐんぐん身近に感じてしまう。 まるでこの事件の中に、今の世の中の人間がポンと入ってしまえそう、 私の中では、そんなふうに差し迫った気持ちになる作品です。 参加者の皆さんと、 今回はどんな『サヨナフ』を生むのかな。 楽しみです お申し込みはくじら企画のFacebookからどうぞ。 https://www.facebook.com/kujirahonkaigi
********************************
◆2月28日(火)「密会」
発表年2004年川俣軍司による深川通り魔事件を下敷きにする
(Ⅰ刊に収録)
◆3月28日(火)「愛の棲家」
発表年1987年 『まちの芝居屋さん』に書き下ろした作品。地図を売り歩くセールスマンと、ただ男を待ち続ける女の話。
(Ⅲ刊に収録)
◆4月25日(火)「サヨナフ」
発表年2002年 ピストル連続射殺魔 ノリオの青春(Ⅰ刊に収録)
場所:ウイングフィールド TEL 06-6211-8427
時間:各回とも19:00~
料金:各1,000円(学生500円)
割引特典:会場で劇集成をお買い上げいただくと500円引になります。
各回とも終了後ワンドリンク付き交流会あり(自由参加)
【ご予約】
メール
件名を「読んでみよう予約」とし、メール本文に以下情報をご記入ください。
○お名前、フリガナ ○ご希望の日(またはタイトル) ○電話番号
くじら企画からのメール返信をもちまして、ご予約成立となります。
◆くじら「本」会議とは◆
「大竹野正典 劇集成」をより多くの方々に読んでいただけるようにくじら企画に関わった役者やスタッフが知恵を寄せ合う会のことです。
********************************
by 藍田マリン 2月の“一緒に読んでみよう”『密会』 たくさんのご参加ありがとうございました 登場人物が主人公を取り囲み、 それぞれの印象的なフレーズを同時に延々とリフレインするという場面。 参加者全員の、主人公を追い詰める電波の声!?は圧巻でした。 私も本役でちょこっと出番。 スタッフみぽさんが写真撮ってくださいましたよ~ こうしてシーズン5も楽しくよいスタートが切れました 参加くださる皆様のおかげさまです ありがとうございます さて、3月は『愛の棲家』という作品。 大竹野さんが他劇団に書き下ろしたオリジナル。 登場人物は3人の短編物なので、2回読めそうな感じです。 読んでみよう企画をじっくり堪能できる好機会ですよ~ 皆さんに楽しんでいただけるよう、 先日くじら「本」会議での作戦会議も滞りなく終わってます ぜひぜひ、皆様お誘い合わせのうえ、ご参加ください ここで作戦会議でのとってだしエピソードでも書きたいところですが、 実は先日の本会議に遅刻 行った時にはすでに終わってたので 今回の作戦内容はさらっと報告聞いただけ なので、たまには会議後のお楽しみ、懇親会でのどーでもよいひとコマでも。 こずえさんの手料理や、各々の差し入れで賑わうテーブル。 ホワイトデーということで雁さんからはケーキの差し入れ。 8等分に切られたホールケーキが 「マリンちゃんからどうぞ」と目の前に差し出され。 「大きいのん、取り」 「こっちのほうが大きいんちゃう?」 自分のお皿に取り分ける際、どんくさい私がケーキを崩してしまうと 「こっちと変える?」 甲斐甲斐しく声をかけられる私。 当年とってウンじゅうウン歳、 まだまだ人としての果てしない伸びシロを感じた瞬間でした(笑) “一緒に読んでみよう”参加申し込みは くじら企画Facebookからどうぞ。 https://www.facebook.com/kujirahonkaigi ********************************
◆2月28日(火)「密会」
発表年2004年川俣軍司による深川通り魔事件を下敷きにする
(Ⅰ刊に収録)
◆3月28日(火)「愛の棲家」
発表年1987年 『まちの芝居屋さん』に書き下ろした作品。地図を売り歩くセールスマンと、ただ男を待ち続ける女の話。
(Ⅲ刊に収録)
◆4月25日(火)「サヨナフ」
発表年2002年 ピストル連続射殺魔 ノリオの青春(Ⅰ刊に収録)
場所:ウイングフィールド TEL 06-6211-8427
時間:各回とも19:00~
料金:各1,000円(学生500円)
割引特典:会場で劇集成をお買い上げいただくと500円引になります。
各回とも終了後ワンドリンク付き交流会あり(自由参加)
【ご予約】
メール
件名を「読んでみよう予約」とし、メール本文に以下情報をご記入ください。
○お名前、フリガナ ○ご希望の日(またはタイトル) ○電話番号
くじら企画からのメール返信をもちまして、ご予約成立となります。
◆くじら「本」会議とは◆
「大竹野正典 劇集成」をより多くの方々に読んでいただけるようにくじら企画に関わった役者やスタッフが知恵を寄せ合う会のことです。
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