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過日11月19日、ウイングフィールドにて記者会見が行われました。
この企画は、すでに東京でオフィスコットーネさんが先行し、 去る10月に第一弾として大竹野演出版『山の声』が上演され、好評を博していますが、 くじら企画としては、公の場で初の正式発表。 大阪では『大竹野正典没後10年記念公演企画』の幕開けの日とあいなりました、のかな なんだかヘンテコ。 あ、私のことですよ。 “くじらの人” いつの間にか、多くの人にうっすら何となくそんな認識。 実際はくじら企画というのは劇団ではないので、 こずえさん以外は誰も“くじらの人”ではないんですけど。 それでも大竹野さんと共にウン十年、竹馬の友的な人がザクザクな方々が主流のくじら関係者。 比べて、短い時間共有の私。お尻がムズムズなのは当然のこととお察しください。 大竹野さんとご縁がつながってから 6年に満たない時点で彼は逝ってしまい、 残された“くじらの人”たちと育んだ時間の方がずっーと長くなりました。 そりゃ、『密会』に出演した後からは いつも忘年会やお花見には誘っていただいていたし、皆さんに仲良くしていただいてました。 くじら企画の公演には必ず足を運んでいたし。 でも、スタッフでお手伝いなどはしたことがなかったんです。 もし、大竹野さんが生きていたら。 私は “くじら企画に出演したことのある人”であって “くじらの人”ではなかったんじゃ、 “くじらの人”たちは、今ほど身近なお芝居仲間ではなかったんじゃありませんか、 ねぇ、大竹野さん? 因果さを思い、そんな答えのない問いを時々投げかけながらの9年でした。 このブログ。 元々は2008年3月に上演した、私のプロデュース公演『宮城野』のためのみに開設したもの。 終わってからは、 「放置していたら削除になってしまうかも。私の愛と夢と涙の結晶が~!」 な危惧のもと、大して書くことがないし誰も見てないけど、たま~にボツッと更新。 そんな場所。 ところが、大竹野さんの突然の逝去。 追悼公演が決まり、当時は集客に大変困難があったくじら企画。 少しでも集客の手助けに、と活用再開したのでありました。 この9年で【くじら企画】のカテゴリーには200を超える記事が。 価値の高い低いは別にして、くじら企画の財産ではあると信じています。 命日となったのが2009年7月19日。 くじら企画カテゴリーは一週間を待たずに始まりました。 2009.7.25 【私の、大竹野正典さん】 それから追悼公演が終わるまでは、 誰が読むねん!な超長文、駄文、乱れ舞な記事を猛烈に書いてます。 9年経った今は、そんな体力はとんと失われてしまいましたが、 体調と相談しぃしぃ、“くじらの人”たちと一緒に 『大竹野正典没後10年記念公演企画』を支える一人となりたいです。 合言葉は、やはり公演時の定番『ご安全に』か ツイッターでのハッシュタグは『#ぼつじゅう』です どうぞよろしくお願いします 追悼公演時のブログ、いくつか載せておきます。 もし、ご興味ある方は読んでみてください。 えーと、暑苦しいです 2010.4.24 【作・演出 大竹野正典】 2010.6.3 【もうすぐ本チラシできます。】 2010.6.5 【企画書でけた♪】 2010.9.1 【『サラサーテの盤』後記…、のようなもの】 2010.11.7 【『密会』後記・後編】 以下、くじら企画HPより 【大竹野正典没後10年記念公演企画】お知らせページ転載 ******************************************* 大竹野正典没後10年記念公演企画
2019年には、大竹野が亡くなって10年目の区切りを迎えます。この区切りに際して、大竹野正典没後10年記念公演として、各団体による連続公演を行います。
亡くなってからも大竹野の台本は各地で演じられ、少しずつ広がりを見せております。
今回の記念公演も、東京・大阪で展開をいたします。 東京ではすでに第一弾として、オフィスコットーネによる「山の声」が上演されました。
大阪では2019年1月より、くじら企画を皮切りに、約10の集団・劇団が大竹野の台本に取り組んでくださいます。ぜひともご高覧いただきたく存じます。
くじら企画は大竹野の一人プロデュース企画でしたので、大竹野が亡くなった時点で消滅してもおかしくありませんでした。
それがこの9年間、追悼公演を3回行い、劇集成を出版し、出版記念公演を4回、前年は「サヨナフ」を上演致しました。 全て編集者の小堀純さん、ウイングフィールドの福本年雄さんを始め、これまでくじら企画に関わってくださった有志の方々で集まっている、くじら「本」会議の皆様のおかげです。 今回区切りの10年を迎え、今後の活動は未定です。しかし、劇集成を出版できたことによって、今後も大竹野の台本が読まれ、上演してくださる劇団が出てくることを期待したいと思います。
中には壮大な計画を温めてくださっているお話も聞いております。そうした企画が、今後とも皆様のお目に止まることを信じてやみません。 くじら企画 後藤小寿枝 今回の企画は1年半に渡りますので、情宣を、上期・下期と分けて行います。
■上期 1019年1月~7月末まで
■下期 2019年8月~2020年7月19日(命日)まで
今回は、上期のご紹介をさせていただきます。
2019年(上演順)
●くじら企画 「海のホタル」 演出 くじら企画
1月18日(金)~20日(日) 会場:ウイングフィールド
●オフィスコットーネ 「夜が掴む」 演出 詩森ろば 2月2日(土)~12日(火) 会場:シアター711(下北沢)
●くじら「本」会議「劇集成を一緒に読んでみよう」(「海のホタル」) 3月19日(火)19:00 会場:ウイングフィールド
●くじら「本」会議「劇集成を一緒に読んでみよう」 (「極めてガンダム」・「ダイヤモンドヘッド」)
4月16日(火)19:00 会場:ウイングフィールド
●くじら「本」会議「劇集成を一緒に読んでみよう・特別編」(「黄昏ワルツ」) 5月5日(日)14:00 会場:ウイングフィールド
●阪本知プロデュース公演#2「密会-Rebuild-」 演出 阪本知 5月17日(金)~19日(土) 会場:HEP HALL
●オフィスコットーネプロデュース 改訂版「埒もなく汚れなく」作・演出 瀬戸山美咲(大竹野の半生を描く)
5月9日(木)~19日(土) 会場:シアター711(下北沢)
5月24日(金)~27日(月) 会場:伊丹・アイホール
「山の声」作・演出大竹野正典 協力くじら企画(役者・スタッフ:オリジナルメンバーによる)
5月17日(金)~19日(土) 会場:GEKI地下リバティ(下北沢)
5月24日(金)~27日(月) 会場:伊丹・アイホール
※アイホールは、改訂版「埒もなく汚れなく」・「山の声」2作品を上演
●「夜、ナク、鳥」を演る会 「夜、ナク、鳥」 演出 昇竜之助 7月19日(金)~21日(日) 会場:未定
※「劇集成を一緒に読んでみよう」は、公演ではなく、参加型朗読イベントです.。
下期上演団体(順不同・敬称略)
オフィスコットーネ (タイトル未定)
くじら「本」会議 「愛しのクマちゃん」2019年11月9日(土)10日(日) 桃園会 (作品未定)
劇団大阪新選組 (作品未定)
オリゴ党 (作品未定)
ニュートラル 「密会」(犬の事ム所バージョン 1993年発表 スペースゼロ大賞受賞)
芝居屋さんプロデュース「トーフの心臓」 浄土宗應典院 本堂 2019年10月4日(金)~6日(日)
SSTプロデュース 当麻英始 (作品未定)
劇的集団 まわりみち‘39 「密会」
万博設計 「リボルバー」
虚空旅団 (作品未定)
あみゅーずとらいあんぐる (作品未定)
下期上演予定団体
超人予備校 (作品未定)
******************************************* 来年1月のくじら企画公演『海のホタル』詳細 ■作:大竹野正典
■演出:くじら企画
■出演
林加奈子((株)MC企画) 秋月雁 イシダトウショウ 戎屋海老 九谷保元 柴垣啓介 小安展子 三好淑子(スアシ倶楽部) 森川万里(桃園会)
■スタッフ
舞台監督 塚本修
照明 池辺茜
音響 大西博樹
制作協力 (同)尾崎商店
製作 塚本修 後藤小寿枝
■場所
ウイングフィールド TEL 06-6211-8427
■日時 2019年
1月18日(金) PM7時30分 開演
1月19日(土) PM1時00分 開演
1月19日(土) PM6時00分 開演
1月20日(日) PM12時00分 開演
1月20日(日) PM5時00分 開演
□チケット料金□
■前売券 3000円
■当日精算券 3000円
■当日券 3300円
■ペアチケット 5000円
■U25(25歳以下) 2500円 ※要証明書
※受付開始・開場は開演の30分前です。
お問い合わせ・連絡先:くじら企画 後藤小寿枝
090-7553-6397
Email:kujira@dsk.zaq.ne.jp
by 藍田マリン PR
あっという間に7月です
先月6月26日、『海のホタル』を参加者さんと共に楽しみ、 『一緒に読んでみよう』シーズン6、全3回が無事終わりました 皆々様のお力添えのおかげです、大変ありがとうございました ~だって、皆さんすごく楽しそうなんだもの。~
と、参加を呼びかけてきましたが、 シーズン6ブログを読み返し、ハタと気がつきました
いっちゃん楽しんでたの、もしやワテ 楽しい時間をありがとうございました
『海のホタル』編
毎度のごとく、当日の写真がくじらFacebookにアップされています。 https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1577650215679269.1073741841.584617798315854&type=1&l=4c32b5d10d そして詳細な様子を おぐりんこと小栗一紅さんがブログで報告しています
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52153360.html どうぞ、覗いてみてくださいね 来年1月の『海のホタル』情報も満載ですyo
それにとどまらず、別記事では
『一緒に読んでみよう』の成り立ちや
かかわる人々を紹介したブログもアップされています
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52153328.html 私、アイドル枠だったとはっ
ひぇ~石投げられるぅぅ~
両方ともめちゃくちゃ丁寧に、時間をかけて書かれている力作 『海のホタル』 話の流れを受け取り損ねまい、と 前に出て読む方も、聞く方も いつもに増して集中力高かったように感じました。 過酷な内容で
どんな雰囲気になるだろかと心配していましたが
楽しくできそうな部分を参加者さんたちが見逃さず、 ぐ~んと膨らませて演じてくださったり、 (やんややんやと盛り上がりながら、 ストップの合図とともに「あどぅもありがとうございました」と 途端に初対面恐縮モードに変わるお二人が可愛かった・笑) 今回MCの加奈さんのツッコミが絶妙だったりで、 笑顔の花が咲いた場面もちらほらと。 『一緒に読んでみよう』の醍醐味のひとつ、 公演時のキャストも大勢助っ人に来てくださってましたよ 戎屋海老さん 右からイシダトウショウさん、藤井美保さん、川田陽子さん。 実はこずえさんも出演者 顔、切れててごめんなさいぃぃ~トウショウさぁ~ん
ヨッ魅せるねぃ
初演メンバーコンビで再現されたシーンなんぞも 皆で立ち上げた修羅な世界のラストの長台詞は がっつり川田さんが締めくくりました。 鼻の奥がツーン。
“演劇には、再現ドラマとはまた違うアプローチがあると思った” 彼女は懇親会で、そんなふうな感想を述べていました。 時代って変わっていく。 あきらかな実感を抱くようになったのはいつの頃からかなぁ キャスト一新に加え、初演からほぼ丸13年の時を経て、 どんな『海のホタル』が誕生するのか、、、 来年1月の再演にどうぞご注目くださいね おぐりんブログにもあるように 『海のホタル』の再演は、今回主人公を演じる林加奈子さんたっての希望。 そういえば、私も加奈さんから 「『海のホタル』観た時、大竹野さんに、なんで私にオファーくれんかったんや~って言った」 って聞いたことがあったなぁ。 オファーで受けたならよくわかる気がするんです。
人間の業に焼かれてみたいのが役者の性みたいなとこあるし。
加奈さんは人一倍、家族愛が深い。 と、私は思っていて。 なんでその加奈さんが『海のホタル』にそんなにも惹かれたんやろか。 “この役をやらずしては…”とまでのシンパシーを。 人は誰しも自分を裏切ってやりたいもんなんでしょうか そのうち加奈さんにインタビューでもしてみます 全身全霊の舞台になるでしょう。 いいものできないわけがない。 一緒に読んでみようの『海のホタル』は こうして再演『海のホタル』へと続きます。 皆さん、楽しみに覚えておいてくださいね 絶対ですよ by 藍田マリン
大阪、被害の大きな地震となりました。
皆さんや、皆さんのお友だちは大丈夫でしたか? 私にとって人生最大の震度体験で、めちゃくちゃ怖かったです。 まだ同じ規模の地震が来る可能性があるということで 気も滅入るし、すごく緊張が続くけれども、 気をつけつつ、落ち着いて、なるべくいつもと同じ日常を過ごそうと。 来週には“読んでみよう”があることだし 下書きをしていたのでね、予定通りブログを更新です。 『二階の人々』を【一緒に読んでみよう】 おかげさまで大盛況でした。 皆さま、ありがとうございます! いつものように 当日の写真アルバムがくじらfacebookにあります。 よかったら見て下さい。 『二階の人々』アルバム また、小栗一紅さんことおぐりんが 写真と共に詳細なブログを書いてます。 参加していない人も、まるで参加した気分になれる書きっぷり。 どうぞ覗いてくださいね。 http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52152248.html 【読んでみよう】のためにサササーッと目を通した時は “なんかホラーがかっててコワい” という感想だった『二階の人々』 みんなの声で立ち上げた作品の余韻は とても寂しくて。 なんだか心の中で小道具の折鶴に 祈りに似た気持ちを捧げてピリオドを打ちました。 こういう初期の作品も広がって 多くの人の感想を聞いてみたいなぁ~。 劇集成Ⅲに収録されています。 機会があったら、ぜひ手にとって見てください。 寂しい余韻を残したとはいえ、
二人芝居『山の声』の回とは打って変わって
てんやわんやな作品であったことはまちがいなし。『二階の人々』っていうくらいですから 舞台上には2階エリアのあったり、そこにつながる階段があったり。 「えーと、そこが2階、こっちが玄関ということで」 スタンバイ位置の誘導に、今回のMCきむちさんが大わらわしてました。 起きたり寝たりの生活シーンだったり
「シーコ、シーコ」とつぶやきながら包丁研いだり
首が飛んだり…(え!?)
ただでさえ動きがややこしいうえに まず役名がややこしいですからね。 2階を貸すことで大家さんデビューした母娘の元にきた入居者は “オオヤ”という苗字の一家。 オオヤ嫁が“キヨコ”でオオヤ娘が“キヨーコ” なかなかに漫画チックではあ~りませんか。 重ねてややこしいのが、 みんな台本を持って読んでいるってこと。 結果、例えばこんな具合になるのです。 ごろ~ん。 ごろん、ごろ~ん。 日曜日のゴロゴロ父さんのようですが、れっきとした“娘” 真剣に台本追ってます! からの~、まさかの夜這い!? いーえ、出番のスタートダッシュ!! え~とえ~と、包丁だして迫る~、っと。 え~とえ~と、私達は鶴を折っている~、っと。 なんとなくエグザエル 私はね、 縁あってスタッフなんぞで係わっておりますが、 例えばそれを離れたら、よほどの理由がないかぎり
ワークショップに参加するタイプでなく。
だって知らない人の集まりって緊張するじゃないですか。 【一緒に読んでみよう】はそんなタイプの人にもオススメしたいな って、とても思うのです。 みんなの前に出て読みすすめていくスタイルは
一見、ただその場で読むだけよりハードル高そうに感じますが
ところがどっこい、実際は写真のように
読まなあかんわ、動かなあかんわ、どこ読んでたか忘れるわ、
忙しくって知らぬ間にモジモジモードが飛んでいってしまいます。
人の視線なんぞ、気にしちゃーおれません。 かの相田みつをさんの書に “ひとりになりたい ひとりはさみしい” という言葉がありますが、そんな気分の人にも楽しんでもらえそう。 当たり前ですが、人前に出ても発するのは自分の言葉でなく、セリフだし
コミュニケーションスキル、全然関係なしですよ~。
写真たくさんあげてますが、 NGの方は写しませんので、そこらへんも心配いりませんよ~。 こういうことに及び腰な人にも、えいやっと参加していただいたなら その人にとって新しいジャンルの思い出、 提供できるんじゃないかな~、なんて思っています。 “聞くだけ参加”もアリですよ~ すみませんね~つい、お誘いに力が入ります。 ほんと、みぃんな楽しそうなんだもの。 皆さま奮ってご参加を。 はっ!! みぃんな楽しそうなんだもの、と書いたところではありますが 次回作品は『海のホタル』 題材はとうとう『海のホタル』 私が“とうとう”と言ってしまう理由、 おぐりんの“海のホタル紹介ブログ”で知れます。 http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52152244.html 楽しそうな写真、撮れるかな~心配になってきたな~ みんなで読めばこわくない!? たぶん…。 ここでちょっと こずえさんが「書いてもよい」と言った、 皆さまに耳の穴をかっぽじって聞いてもらいたい情報を書きます。 準備はよいですか~。 まず、かっぽじりタイムを設けます。 ほじ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ほじ ・ ・
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・・ ・ ・ ・ ほじ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 来年は大竹野さんの没後10年。 まず1月に『海のホタル』を上演いたします そうです、次回【一緒に読んでみよう】でのテキスト『海のホタル』です。 こちらで触れておくことで、観劇を何倍も楽しめるかも。 自由参加の懇親会でも、何かおもしろい話が聞けるかもしれませんよ~。 【一緒に読んでみよう】参加お申込みはくじら企画のHPから。 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/ksub_txt/yonndemiyo6.html by 藍田マリン
web magazine 日刊☆えんぶに
大竹野さんのことが掲載されてます なんでも、ここでは ~演劇史に名を残す“過剰な作家”の作品~を取り上げられているとのこと。 大竹野正典『夜、ナク、鳥』 http://blog.livedoor.jp/nikkann-kajo/archives/51946593.html 作品の魅力や筆致を、 花組芝居の植本純米さんと、えんぶ編集長の坂口真人さんが 軽妙なやりとりで、雄弁に語っていらっしゃいます。 ぜひ、ご一読を 4月から始まりました、 『一緒に読んでみよう』シーズン6 おかげさまで『山の声』、楽しく終えることができました。 ありがとうございます くじら企画Facebookに、当日一連の写真をアップしています。 雰囲気楽しんでもらえたら幸いです 次回の『一緒に読んでみよう』の案内の前に 私の手元に 追悼公演時とグリーンフェスティバル版の 『山の声』公演写真があることですし、 それも混ぜ合わせながら 先日を少し振り返ろうと思います。 公演写真も載せたなら 参加したことがない方にも、より『山の声』がそこはかとなく想像できて あわよくば、大竹野作品に関心持っていただいたり、 『一緒に読んでみよう』に参加してみようかなーと思っていただけたりするやろか~ な、下心でGo 『山の声』は 孤高の登山家・加藤文太郎さんの遭難事故を描いた物語。 出演者はたった二人。 過去3度、上演しています。 これは追悼公演時の写真。 さ、みんなで上の写真の世界に入っていきますよ~。 参加人数は少数だったため、 どんどん順番の回ってくる『一緒に読んでみよう』でした。 初参加者さんの中には、 読書会やイストワールワークショップにも参加されていたあの方の姿も コンプリートありがとうございます 満を持して実際のキャスト、海老さんと村尾さんペアが登場~ どうですか 見えるはずのない山小屋や雪が見えるのでは 実は 『山の声』の主役は雪! と言い切るスタッフ陣もいるほどの舞台。 後半がすさまじいのです 実際の公演では【雪ふらし隊】なる部隊が くじら企画ゆかりの役者を中心に組まれ(もちろん私も雪降らし隊員)、 チラチラだったり豪雪にしたり、緩急豊かに、リアル臭満載に降らせましたよ。
~雪が演技をしていた~と。 そりゃあ 我々はっ 役者ですからっ 各々の鼻の穴がむ~んと膨らむお褒めの言葉でありました そんな『山の声』。 美しいラストシーンの独白が巡ってきたのは、 大竹野作品『海のホタル』に出演もされていた、イシダトウショウさん。 「あの~、こんな札もらったんですけど~」 首にぶら下げた【登山者1】の名札をいじりながら登場。 本番と同じように、くじら企画音響担当の大西さんオペで音楽も入るシーンです。 こりゃもうしくじりは許されますまい!? アー、アー、アー のどのコンディション確認中。 前後しますが、 このシーンの前は、雪も、観ている者の心も乱れる遭難シーンでした。 『読んでみよう』では当然のごとく 視覚効果はなく、ただただセリフのみ。 読み手さんの声と言葉がぎゅっと一体になる様子を写真撮りつつ、 改めて、この脚本のチカラ、すごいな~と 私は心をもっていかれてました。 さぁて、トウショウさんの準備は整ったでしょうか。 ラストは打って変わって静謐ですよ~。 銀世界が、無垢な空気に包まれているのです。 登山者1のセリフもまた、雪のように無垢なのです。 ビシッと写真撮るで~ と、シーン始まる前からどしどしシャッターを切ります。 ありなんだかほろ酔い風味に写ってしまう~ プレビューを確認しぃしぃ、自分の腕の悪さを焦っておりました 海老さんが輝く笑顔で演じたシーン。 果たして上手く撮れるか心配… トウショウさんバージョン。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ キラキラリーン いやん。よかった、さわやかBOYに撮れたわ! トウショウさんファンの方々、どうぞお納めください こうしてラストまで無事終えたのですが、 予想に反して時間に余裕が。 そこでリクエストを伺い、お二方に読んでいただきました まず手を挙げてくださったのは、 『読んでみよう』のことは勝手知ったる!?リピーターの方。 ご参加ありがとうございます ラストシーンにチャレンジ お トウショウさんに負けるわけにはいかないと!? 海老さん顔負け、渾身のバタン!を披露 迫真、ありがとうございました 続いて初参加の彼女がリクエストしてくれたシーンは 海老さんとがっつり向き合う場面。 彼女は若手女優さんとのこと。 最初から最後まで いろんな方が入れ替わり立ち替わり演じる様子を
脚本にはいっさい目を落とさず、食い入るように見つめてました。
ず~っと。
ガン見です。
ガンガン見 満喫してくれている様子がうれしかったです。 ありがとうございました たくさん読む番があって充実感があったのか 今回は劇集成をお持ちでない方が、2人も購入してくださいましたyo まだまだ絶賛発売中 どうぞよろしくお願いします さて、次回の告知です。 毎年月イチ開催ですが、今年5月はイレギュラーとなり、お休み。 6月5日の火曜日に開催です。 大竹野さんの初期作品「二階の人々」という作品を読みますよ~ ~ある日ふと、会社帰りの駅のホームで 家と反対側に向かう電車に乗ってしまい、 月までも彷徨って行く男と、男を待つ家族の物語~ この作品、海老さんが知らないと言っていたくらいなので スタッフもほぼリアルで知らないのでは。 もちろん私も知りません 先ほど、読んでみました。 大竹野さんの初期作品は 私にとって不気味なものが多い~ この作品もホラーの匂い、しました 何度も上演された『山の声』とは対照的に、 誰の心の中にも出来上がった世界のない作品。 参加者の方々と共に立ち上げる時間が楽しみです 皆さん、奮ってご参加してください。 「読むのはちょっと…」という方は “聞くだけ参加”という手もあります 是非どうぞ。 読後の懇親会は自由参加。
写真撮影は、毎回皆さんにお伺いし、NGな方は写してません。
心配なく参加くださいね。
お問い合わせ&参加申込みはこちらから。
心よりお待ちしています。 by 藍田マリン
皆さん、お待たせいたしました
今年も開催決定です 大竹野作品をみんなで楽しむ『一緒に読んでみよう』 とうとうシーズン もうね、ウォーキングデッドに追いつけ追いこせの勢いでここまで来ましたよ(何の話や) 『一緒に読んでみよう』の楽しいところ。 これ、万人に当てはまるかどうかはわかりませんが 私が、そのひとつと感じる部分を紹介してみます “読んでみよう”とは黙読でなく、音読。 スタッフが参加者の皆さんに シーンとキャストを振り分けながら、声に出して読みすすめていただきます。 皆さん、ふだん本を読む時は、たいてい黙読ですよね おもしろい本だと、どんどん惹きこまれて まるでその世界に入り込み、息を殺して覗き見しているかのような気持ちになりますよね 戯曲を音読すると…。 覗き見ではなくて、登場人物そのものになっちゃった気がするんです さぁ、ここで体感 声に出して読んでみましょう ねっ 月影先生になったでしょ(←強引) 4月24日に読むのは、OMS戯曲賞受賞、遺作でもある『山の声』。 外部上演も一番多い、屈指の名作です。 くじら企画・追悼公演時のバナー 昭和の登山家・加藤文太郎さんの生き様と、厳冬期槍ヶ岳での遭難事故を描いています。 新田次郎さんの小説『孤高の人』の題材にもなっているので 知っている人も多いのでは 戯曲ってドラマチックであることも多く、 「こんなこと普通言わへんでぇ~」 な、セリフが書かれていることもしばしば。 こっぱずかしがらず、この際バーンと挑戦してみてくださいね 例えば『山の声』にある ―――山が呼んどる 私、山は遠足でしか登ったことがないので 山に呼ばれたことはないのです。 そんな私が言ってみましょう。 ―――山が呼んどる すると、どうしたことでしょうか 山には呼ばれたことはありませんが、 (なんかっこのセリフを言った時に自然と湧き上がる気持ちに覚えがある) なんてことがあったりするのです。 こんな風に 口にした登場人物の言葉に、自分を見ることもあります。 大竹野作品には、どの作品にも普遍性が。 『山の声』のセリフにも、“あなた”が息づいているかもしれません。 なんちゃって 『一緒に読んでみよう』は スキルも何も関係なく、誰も彼も一緒に遊びましょうという、 敷居のひく~い企画です。 小説とは違い、なかなか読む機会が少ないだろう戯曲。 一緒に楽しみながら 大竹野作品の世界観に触れてみませんか~ 全体的な雰囲気は シーズン5の始まりに書いたブログから転載しておきますね。 どうぞ ******************************************** 作品を知ってるあなたも、知らないあなたも、時に出演者になったり、 観客になったり、 時に、独白場面でみんなの視線をあつめたり、 全員参加場面で、連帯の醍醐味味わったり。 コスプレなんぞもしてみましょう
ふしぎな物体になってみたりもしてみましょう 踊ってみたり、 人ではないものと共演したり、 なんだか皆たのしそう いえいえ“楽しい”ばかりじゃありません。感動の涙がちょちょぎれることだって。
公演当時のキャストは、こ~んなくらい奮闘しますっ 最後はぐび~っと一杯 “お疲れ様~♪” あんなこんななプチ非日常体験いかがでしょーか ******************************************** ちなみに 読後の懇親会は自由参加。 写真撮影は、毎回、皆さんにお伺いし、NGな方は写してません。 心配なく参加くださいね。 お問い合わせ&参加申込みはこちらから。 http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/ksub_txt/yonndemiyo6.html 皆様を、心よりお待ちしています by 藍田マリン 『サヨナフ』の公演を終えて くじら企画関係のツイッターでは 来年、東京で上演される大竹野作品2公演のリツートが花盛り
このブログでもご紹介させていただきます
まずは新年明けてすぐ 温泉ドラゴン 番外公演
【山の声~ある登山者の追想~】作:大竹野正典
2018年1月6日~8日 下北沢「劇」小劇場
演出はシライケイタさん。
過去にも『サヨナフ』や『海のホタル』など、 大竹野さんの作品をいくつも手掛けている方です。 【山の声~ある登山者の追想~】は2009年第16回OMS戯曲賞大賞受賞作。 山に魅了されていた大竹野さんが、 新田次郎さん著、小説「孤高の人」のモデルにもなった登山家の加藤文太郎さんを、 彼の手記「単独行」などを手掛かりに その生き様と厳冬期槍ヶ岳での遭難事故を描いた作品です。 大竹野さんの遺作でもあります。 出演は阪本篤さん 浅倉洋介さん
月が変わって2月はこちら オフィス コットーネプロデュース
【夜、ナク、鳥】作:大竹野正典
2018年2月17日~24日 吉祥寺シアター
演出は瀬戸山美咲さん。
瀬戸山さんは昨年、大竹野さんを題材にしたお芝居 『埒もなく汚れなく』の作・演出を手掛けた方です。 作品を書くにあたり、私も取材を受けました。 【夜、ナク、鳥】から話はそれますが、 『埒もなく汚れなく』は【悲劇喜劇】という雑誌に脚本が掲載され、 私もいそいそと買いに行き、勢い込んで読もうとしたのですが、 役名もそのままに、海の事故当時に実際に起こったことも書かれており、 どうしても読み進めることが出来ませんでした。 舞台の上で、くまちゃんな大竹野さんとは全く似ていないイケメン俳優さんが 大竹野さんとは全然違う声でセリフを言ってくれたなら がっつりお芝居として観れるのでしょうが、 文字だとどうしてもホンマモンでしか浮かばず…。 関西でも上演してくれないかな~と密かに期待しています。 ちなみに、今でもくじら界隈では 「あんなイケメン俳優さんにやってもらうなんて、大竹野さんずるいっ!」 と、ブーイングされています(笑) 話を戻してっと。 プロデューサーは綿貫 凜さん。
綿貫さんは大竹野さんの脚本に惚れ込んで 数多くの作品を東京で上演し続けています。 先日の『サヨナフ』にも東京から駆けつけてくださいました。 綿貫さんが大竹野さんを知ったのは実は亡くなってから。 綿貫さんの情熱に触れるにつけ、 生きている時に二人を巡り合わせたかった、と叶わぬ願いが湧いてきます。 【夜、ナク、鳥】は 2002年に福岡県で実際に起こった看護師4人による保険金連続殺人事件が題材。 「大竹野さんは男芝居しか書けない」 まことしやかに囁かれていた風評を鮮やかに覆した、女優メインのお芝居です。 出演は
松永玲子さん(ナイロン100℃)
高橋由美子さん
松本紀保さん
安藤玉恵さん
政岡泰志さん(動物電気)
成清正紀さん(KAKUTA)
井上幸太郎さん
藤井びんさん
温泉ドラゴン&オフィス コットーネの公演、 心より期待し、応援しています by 藍田マリン くじら企画『サヨナフ』全公演、無事終了いたしました ご来場いただきました皆様、 応援くださった皆様、 諸関係者の皆様、 ありがとうございました 心より感謝いたします そしてキャスト&スタッフの皆さん、 大変お疲れ様でした 今回の公演『サヨナフ』に関する最初のブログの題名は【冒険】 大竹野さんが亡くなって以降の公演で くじら企画作品におけるメインキャストをがっつり違えたのは初めてだったから。 そうなった経緯はおぐりんがブログにアップしていますので こちらでどうぞ。 http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52142175.html 多数決も取っての決定。 私も『サヨナフ』に手を挙げました その時、雁さんなら何も心配いらないという気持ちの中で 演出、大竹野さんの不在という現実が一瞬浮かび、 流れ星のように光って消えていきました。 お稽古を見に行った時、 今までに私が見たことがない雁さんの苦悩っぷりに 流れ星のことを思い出しました。 風太郎さんにアテガキした役を雁さんが演じる日が来るなんて 大竹野さんも予想だにしていなかったことでしょう 雁さんの苦悩を尻目に きっと演出をしていた時のような キラキラワクワクした目をして面白がっていたんじゃないかな。 そして雁さんはじめ、『サヨナフ』キャスト陣を見えない力で励まし、 後押ししていただろうな~って思っています いろんな困難もあったでしょうけど 冒険の航海で辿り着いた先は『宝島』。 くじら企画が新しく手にしたものはとても大きかったと思います 写真撮影でしか係わっていない私にも 思い出深い作品のひとつとなりました。 ありがとうございました 灯りをつくる人でなく、闇をつくる照明さんと呼ばれる、鈴美さん。 したがって写真係にとっては非常に手ごわい舞台となるわけですが、 その美しさといったら、もう。 カメラの性能向上で何とか写せたラストシーン。 でも当然のことながら、目の当たりに見る美しさには到底及ばず。 多分、映像でも難しいだろうなぁ~。 あの美しさをそのままには届けられず、残念無念。 取り急ぎで送った画像をおぐりんが動画にしてくれていました 仕事、はやっ こちらにも掲載させてもらいますね~(おぐりんへ) くじら企画『サヨナフ』の匂いを感じていただけると幸いです。 くじら企画Facebookにも早速アップされてました https://www.facebook.com/kujirahonkaigi シーンそれぞれにいろんな方がいいねや感想や思いをコメントくださっていて。 写真で皆さんに『サヨナフ』を再共有していただけて、とても幸せに思います。 ありがとうございます |
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